じつは「やめてもいい」「やらなくてもいい」…家事のプロが最近やめた家事

2022/10/31

きちんとやろうとすればするほど、終わりが見えなくなる家事。がんばってやることは決して悪いことではありませんが、家事に追われて一日が終わってしまうのは、ちょっと残念。その中には、じつは「やめてもいい」「やらなくてもいい」家事があるかもしれません。

そこで今回は暮らしスタイリストとして料理をはじめ家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、最近やめた、やらなくなった家事について聞きました。

暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、は...

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1.買い物に行くのをやめた

彼女のスマート フォンで食料品のショッピング通りに座っている女性
milindri/gettyimages

食材や生活用品の買い出しは、欠かすことのできない家事です。でも、いくら近所とはいってもスーパーまで足を運ぶと、帰ってくるまで小一時間はかかり、しかも、その荷物の重たいこと。そこで最近は、スーパーまで買い物に行く頻度を減らして、ネットスーパーでの買い物を中心にしました。

買い物の時間や労力が軽くなるだけでなく、「あれ、買っておかなきゃ」と思ったときに、ネットスーパーの買い物カゴに入れておいて、最後にまとめて購入できるので、買い忘れが少なくなりました。また、家で冷蔵庫の中身と相談しながら、買い物ができるので、無駄な買い物も減りました。

ネットスーパーには、生鮮品を自分の目で見て選べなかったり、実店舗より値段が高かったり、自分の希望の時間に届けてもらえなかったりするといったデメリットもあります。実店舗での買い物も併用すると、不便な点も補いながら、上手く活用できるように思います。

ネットスーパーが利用できない地域もあるので、すべての方ができることではありませんが、「ネットスーパーってどうなの?」と迷っている方がいたら、ぜひ一度試してみてほしいです。

2.朝、洗濯するのをやめた

室内で衣類乾燥
bee32/gettyimages

洗濯は朝に洗って、干して、夕方に取り込むというイメージがあるかもしれませんが、朝は洗濯以外にもやることがいっぱい。この洗濯を夜に変えたことで、朝の時間が有効に使えるようになりました。

夜、お風呂に入るときに、汚れが気になる洋服はそのまま浴室に持ち込んで、下洗い。食べこぼしや泥汚れなど、少しでも早く対処した方がよく落ちます。お風呂のお湯がそのまま使えるのも便利です。お風呂から出たら、そのまま洗濯機に入れて、他の洗濯物と一緒に洗ってしまいます。湿気の多い時期に発しやすい嫌なニオイも、汚れた洗濯物を長く置いておかないことで防げるので、夜洗濯にメリットがあります。

あとは風通しの良い場所で部屋干しをしておけば、朝までには乾いていることがほとんどです。外干しをしたいときも、ハンガーごとベランダに出すだけでいいので、簡単。朝に余裕が生まれました。

3.部屋の掃除に洗剤を使うのをやめた

洗剤の代わりに、アルコール除菌スプレーで掃除をすることが増えました。アルコールは油を溶かす性質があるため、油汚れを落とします。また、除菌やカビを防ぐ効果もあるために、ニオイやカビが気になる水回りの掃除にも向いています。

洗剤と比べると、長年放置したような頑固な汚れを落とす力はありませんが、軽い汚れなら、簡単に落とすことができる上に、洗剤のようにベタつきがなく、洗剤成分を落とすための二度拭きも不要。鏡やガラスなどの拭きムラも少ないです。白木やニスや塗料などでコーティングされた箇所、一部のプラスチック製品、革製品など使えないところもありますが、洗剤よりも場所を選ばず使えることが多く、食品にも使えるものであれば、安全性も高いです。

洗剤を使うことが全くなくなったわけはありませんが、アルコール除菌スプレー一本で手軽に掃除ができるので、「どの洗剤を使ったらいいだろう」と悩むことが減り、ラクになりました。

4.掃除機をかけるのをやめた

我が家もついにロボット掃除機を導入しました。便利だとは聞いていましたが、「掃除機くらい自分でかけても、それほど大変でもないでしょ」とハンディタイプの掃除機を使っていました。が、ロボット掃除機を使ってみて、実は、自分で掃除機をかけることが思っていたよりもずっと負担になっていたんだと気づきました。

自分でかけても、長くて10分程度の時間とはいえ、その間に他の家事ができるというのは有難いです。来客があるときやでかける前など1分でも惜しいようなときに掃除機をかけなくていいというのは、気持ちがとても軽くなります。

部屋の隅にゴミの取り残しがあったり、コードに絡まって動けなくなったりと、決して完璧ではありませんが、我が家の心強い助っ人となりました。

5.休日は掃除するのをやめた

カオスとパーティーの後の部屋での混乱
Prostock-Studio/gettyimages

これまで毎日とは言わなくても、二日に一度は日常清掃しなくてはいけないと思っていましたが、最近は休日の掃除はやめました。三連休くらいなら、ほとんど何もしません。

家族が家にいる休日は、掃除をしても、またすぐに汚されます。やってもやっても終わらないだけでなく、汚した人が何もしようとしないのを見ると、イラッとしてしまうことも。せっかくの休日の過ごし方として、それはモッタイナイと思うようになりました。もちろん来客があるときはその限りではありませんが、コロナ禍以降家族だけで過ごす時間も増え、掃除に必死にならずに済むようになりました。

休日最後の夜には部屋に出しっぱなしになったものを家族みんなで片づけて、床をすっきりさせておきます。休み明けの朝、ホコリが気になるところをささっと払って、ロボット掃除機に掃除をしてもらいます。多少部屋が汚れていても、イライラせず、休日をのんびり過ごせる方が心も身体もリフレッシュできるように思います。

◆監修・執筆/河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。

 
 

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