困ったときの救世主!日々の料理のついでにできる野菜の冷凍保存法
2020/10/07
家庭料理をこよなく愛するサンキュ!STYLEライターapricot projectです。
みなさんのおうちで野菜はどこに保存されていますか。わが家では野菜室にはもちろん、冷凍庫にも野菜が保存されています。
冷凍常備菜を作ろうと思うと手間がかかりますが、生の野菜を切って冷凍するだけなら毎日のお料理のついでにできるので簡単。それに、カットされた冷凍野菜はお惣菜よりもアレンジしやすく便利なんです。
どの野菜が冷凍できるのかを覚えておけば、安売り野菜を多めに買うこともでき経済的ですし、食材を傷ませてしまうことも減るはずです。私が重宝している野菜をご紹介します。
冷凍きのこはいいとこばかり!
きのこは水に弱い野菜。また、きのこに限らず水気が多いと冷凍する過程で味や食感が変わりやすくなってしまいます。
保存方法
きのこは洗わずに、気になれば刷毛やキッチンペーパーなどでほこりを落としましょう。石づきを除いて使いやすい大きさに手でさき、ジッパーつき保存袋に平たく並べて冷凍保存します。
また、きのこ類は日光にあてると旨味も栄養価もアップします。余裕があれば、冷凍する前に日光にあてるのがおすすめです。
活用方法
冷凍きのこは炒め物や炊き込みご飯、お味噌汁に活用するのがおすすめです。
簡単すぎる!長ねぎはそのまま冷凍!
保存方法
長ねぎは洗って根元を切り落とし、青い部分と白い部分に分けてそのまま保存します。
凍ったまま切って加熱調理に使うことができるので、保存中に栄養素が揮発することがありません。
活用方法
骨付きの鶏肉といっしょに煮込んで参鶏湯をつくったり、お味噌汁に使ったり、炒飯などの炒めもの、卵焼きの具などにおすすめです。
ピーマンは千切り保存!
保存方法
ピーマンは洗って水気をふきとり、種とヘタを除いて千切りにして、ジッパーつき保存袋に平たく広げて冷凍保存します。
種とヘタは野菜出汁をつくるのに使うことができるので、ほかの野菜くずといっしょに冷凍保存します。
活用方法
チンジャオロースや焼きそば、野菜炒め、ピザなどにおすすめです。
にんじん&ごぼうは千切りに!
保存方法
にんじんとごぼうは、必要であれば皮をむいて千切りにし、ジッパーつき保存袋に平たく広げて冷凍保存しています。皮は野菜だしを作るのに使えるので、ほかの野菜くずといっしょに冷凍保存します。
私は炊き込みご飯やきんぴらなどに使うことが多いので千切りですが、自分が使いやすい形、あるとうれしい形にカットして保存するのがおすすめです。
活用方法
炊き込みご飯やきんぴら、お味噌汁の具として使うことが多いです。また、桜海老などといっしょにかきあげにするのもおすすめです。
いかがでしたか。
一度につくることができなくても、食材や時間や気力に余裕のあるときに少しずつ冷凍しておけば、いつか困ったときの冷凍貯金になるはずです。
手をかけずに冷凍保存できる生野菜。ぜひ毎日のお料理に取り入れてみてくださいね。
記事を書いたのは…apricot project
2児の母。「軽やかな気持ちでキッチンに立つ」ことをモットーに、家庭用理の手書きレシピの発信やワークショップ運営をしています。また、日本全国のものづくりを訪ねて勉強&商品開発をしています。
※ご紹介した内容は個人の感想です。