住みにくさを解消したいというお悩みを解決する収納動線アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの名倉史恵です。
白いお皿は何でも使えると思っていた
家事のなかで、掃除、洗濯、片づけなどは好き。でも「料理」はどちらかというと好きではない分野です。結婚して15年。一人暮らしも含めると自分で料理をする機会は20年は経ちますが、どうにも「好きで仕方がない」というまでにはいたっていません。だからどの料理を作っても見た目そう変わらない?
今でいう「映える」というより、どの料理もお皿に乗せれば同じ!のような感覚でした。
だから、白い食器で統一感をだして、見た目である意味ごまかしていました。
これは6年前の食器棚です。ぎっしり詰めて食器にも興味がなく100円ショップのものだったり、引き出物のものだったりと「自分が好き」なもので固めた空間ではなかったです。
徐々に見直していく食器のあれこれ
3年ほどから、食器は使いたいものを選ぶことにしていきました。
見てわかるように「白い食器」が多くなりました。何でも合わせられる、と思っていました。
そしてその2年の間の変化です。次男の幼稚園時代のお友達が来てもいいようにIKEAのプラのコップなどがアイテムでまとめ上げられています。
また、食器をすべて横に並べて取れるほど、厳選されてきます。
そしてプラコップなどもとくに不要になってきたころから、食器棚にも余白が出てくるほどさらに厳選された食器棚になっていきました。
食器の楽しさを知るようになる
知人から食器の使い方を教えてもらう機会がありました。
その際に「白は何でも合うかもしれないけど。和食器などの色がついているほうがその素材を邪魔しないカラーにもなるし器が引き立ててくれるから、料理が苦手な人ほどおいしそうに見せてくれるアイテムだよ」と、教えてくれました。
たしかに外食した際に感じることはもちろんあったけど、家の中で実行しようとしなかった私の固定観念の範囲でした。
それから食器への知識や食器自体を変えたいという気持ちがウズウズしてきまして(笑)
そして一大決心!大人買いをしました!
主に美濃焼ですが、
2段目の平皿、取り皿、
3段目の丼皿、小鉢
を購入しました。
夫とともに見て歩きあーでもない、こーでもないと言いながら探し、好みのお皿に巡り合えました。
今は逆に「白い食器」にもどれないほど、愛着を持つことができ、料理も好きになりました。
このメニューはどのお皿を使おうかなと考える時間が楽しく、料理をすることに対しての意識が変わりました。
「白いお皿は味気なかったね」と料理一つに対しても感じるほど、私のつたない料理以上に「器」が引き立たせてくれるようになっています。
愛着がわき、料理が楽しくなるお皿が見つかるとよいですね。
■記事を書いたのは・・・収納動線アドバイザー名倉史恵
中3・小2の年の差兄弟のママ。パートとアドバイザーと兼業。時短効率を目指して家の中スッキリ、快適な暮らしをしています。
※ご紹介した内容は個人の感想です。