野菜ソムリエが野菜の下処理に使うのは?意外なアイテムが便利だった!

2020/12/19

野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。

料理をするときの野菜の下処理、素材やメニューごとに切り方などが変わるので、結構手間だと感じていませんか?
今回は、野菜の下処理にとっても便利なある意外なアイテムを使い方とともにご紹介します。

そのアイテムはこれ!

活用するのは「コーヒーフィルター」。
コーヒーをドリップするご家庭には常備されていると思いますし、100円ショップなどでも購入することができますね。1袋に入っている枚数も多いので、余ってしまっているというご家庭もあるかもしれません。

コーヒーフィルターは、水に強い素材でできているので、野菜の下処理にはぴったりなのです。

使い方

たまねぎの水さらし

マリネ用のスライスとワカモレ用のみじん切りも同時に水さらし

スライスとみじん切りと形の異なるたまねぎも、コーヒーフィルターを活用すれば同時に水さらしができるのです。
使うときはフィルターごと水からあげて、そのままギュッと絞ればOK。ガーゼやさらしなどに比べると強度は落ちますが、キッチンペーパーよりはしっかりしているので、意外と破れずに絞ることができます。

きゅうりの塩もみ

きゅうりから出た水分はフィルターが吸収

輪切りにしたきゅうりに塩をふり、フィルターに入れておきます。しんなりしたら、直接水をかけて塩分を洗い流し、こちらもフィルターごとギュと絞れば塩もみ処理の完了です。

水分をとるときにも活躍

余計な水分をとっておくとサラダがおいしく仕上がる

ポテトサラダやナムルなど、野菜の水分でベチャッとさせたくないメニューにもコーヒーフィルターは活躍してくれます。それぞれに下ゆでなどが終わった野菜を入れておけば、フィルターが余計な水分を吸い取ってくれるので、味つけも決まりやすくなります。
ちょっとしたことですが、仕上がりに差が出るので、サラダをつくるときにはとくに気をつけたいですね。時間が経っても水分が出てこなくなるので、つくりおきにしたいときにもきちんと下処理しておきたいポイントです。

おいしくできて時短にも

大量に下処理する野菜には使えないのですが、ちょこちょこした野菜にはコーヒーフィルターが大きさもぴったり!素材ごとに器具を分ける必要もないので、省スペース&洗いものが少なくてすむというのもうれしいですよね。
効率よく野菜の下処理ができて、時短にもつながる方法ぜひお試しください。

◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。男の子(1歳)のママ。子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND