メインでも調味料としても活躍!〇〇を加えると料理はもっとおいしくなる!

2021/01/19

管理栄養士で、サンキュ!STYLEライターのゆかりです。

寒くなると温めて飲む人も多い、甘酒。一般的には、そのままだったり、スムージーのように何かとミックスして飲まれていますが、我が家では、調味料としても活躍中!

この記事では、使い方自在な甘酒を使った絶品レシピをご紹介!そのほかに、おすすめの使い方も合わせて提案していきます。

「煮込み」に加えたら絶品◎

甘酒は、暑い日には、汗と共に失われていくビタミンやミネラルの補給源となって、素早くエネルギーに変わることから、「飲む点滴」として、江戸時代には夏の風物詩として親しまれていたそう。

夏に限らず、お正月やひな祭りの白酒の代用として飲まれることもあり、温めて飲むことでトロミが身体の中から冷えを和らげたり、米由来の糖質が体温を維持するためのエネルギーとして使われることも期待できますよ。

甘酒は飲むイメージが強いですが、我が家では甘味を加えたり、料理にコクを足すために使っています!

最近作って家族にヒットした、甘酒を使った鶏肉とさつまいもの煮込みの作り方はこちら↓
<材料>
・鶏肉…1枚(200gくらい)
・さつまいも…1本(150gくらい)
・かぶの葉…適量(ほかの青菜でも◎)
・料理酒…大さじ1
・塩…小さじ1
・バター…10g
・甘酒…100ml
・水…100ml~
・コンソメ…適量

<作り方>
1.鶏肉は1㎝厚さの一口大に切り分け、料理酒・塩をまぶす。
2.さつまいもを5㎜厚さ、かぶの葉を2㎝くらいに切る。
3.フライパンにバターを熱し、1の表面の色が白くなるまで両面をさっと焼く。
4.さつまいも・かぶの葉を加えてバターを絡め、甘酒・水を入れて蓋をして蒸し焼きにする。
5.鶏肉に火が通り、さつまいもがやわらかくなったら、必要に応じて水やコンソメを加えて煮詰め、味を調える。

※甘酒は、酒粕と砂糖で作られたものでなく、米と麹が原材料のものを使っています。
※下処理&蒸し調理で、むね肉もしっとり仕上がります。
※さつまいもと甘酒のおかげで少しとろみが付きます。(お好みで水溶き片栗粉を加えても◎)

メインディッシュからスイーツまで◎

◆牛乳を1/3~全量、甘酒に置き換えて
→グラタン、スープ、マフィン、チーズケーキ、フレンチトーストなど

◆みりんや砂糖と置き換えて
→(甘さ控えめの仕上がり)卵焼き、炒め物、生姜焼き、照り焼き、マリネ、ドレッシングなど

このように、あらゆる料理に甘酒を使うことができるのです!焼き物や炒め物は、いつもよりも少し焦げやすいかもしれないので、火加減を調整しながら挑戦してみてくださいね。

市販品だけでなく、手作りを楽しんでも◎

甘酒を料理に生かせるようになったら、ぜひ市販品だけでなく、手作りに挑戦するのもアレンジが効いて楽しいですよ!

基本は、
●麹:ごはん:水=1:1:3
●60℃8時間以上をキープ
この条件下で、麹の酵素によってごはんが分解され、米由来のやさしい甘さとコクのある甘酒を作ることができます。

炊飯器、保温ボトル、ヨーグルトメーカーなどの一定の温度を維持しやすいものを使って、温度管理してみてくださいね。
玄米や黒米などを使ってオリジナル甘酒づくりもできちゃいます!


ぜひ、手軽に甘酒を使って料理の腕を上げてみてくださいね。

◆この記事を書いたのは・・・ゆかり
管理栄養士&食生活アドバイザー。
5歳女の子のママ。食材記事の監修、食育サイトの栄養相談などで活躍中。食べること、料理することが好きなワーカーホリックです。

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。
※炊飯器の機種によっては調理に向かない場合があります。取り扱い説明書をご確認ください。
※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND