ズボラ主婦がやめた!やるのが当たり前だと思っていた家事
2021/08/07
料理、洗濯、掃除とやるべき家事はたくさんあり、毎日やってもやっても終わっていくことはありません。
家事は家族の人数や、家で過ごす時間が増えれば増えるほどその量も比例して増えていきます。しかし、家事の担い手が増えるわけでないので同じやり方を続けていると時間がなくて回らず、常にイライラているという状態に……。
けれど当たり前にやっているその家事の中には、やめても困らないことやちょっとした工夫で楽になるものも含まれているのです。
やるのが当たり前だったけどやめて楽になった家事を、子3人のワーママで、時短家事コーディネーターの資格を持つkaehalonさんにを教えてもらいました。
やめた家事1:掃除機を毎日かける
床は小さい子がいると、ほこりなどが気になってこまめに掃除機をかける方が多いです。とても大切なことですが、家中掃除機をかけるとなるとそれなりに時間がかかります。お掃除ロボットをセットしてしまうのが一番時短になりますが、それ以外にもポイントとなるのは掃除機をかける場所を絞ることと、コードレス掃除機にすることです。
ほこりやゴミはやはり人の移動が多い場所に集まりますので、平日はキッチンやリビングだけと決めて掃除機をかけるようにしたり、コードレス掃除機にして気になるときにすぐにポイント掃除ができるようにしておくと平日掃除機をかける時間を短縮できます。
やめた家事2:料理をがんばりすぎる
料理は子どもたちの栄養バランスを考えてしっかりつくらないとと、気負っている方も多いですが、学校や保育園でお昼はしっかり食べていると考えてその気負いをなくしてみるのもポイントです。
何を食べているかよりも誰とどんな風に食べているかのほうが子どもたちにとっては大切だったりします。
料理は調理キットを活用したり、曜日で定番料理を決めたりして献立を考える手間を省くだけでも時短になります。カット済み野菜や味つけ済みの肉や魚を利用したり、即席みそ汁やスープの素をいろいろそろえて、家族が好きなものを選べるセルフサービスを取り入れるのもオススメです。
やめた家事3:平日のベッドメイキング
自分のベッドや布団だけ整えるのは時間もかかりませんが、家族分となると話は別!
寝室は、寝るときだけしか使わない場所と割り切って平日はベッドメイキングしないと決めてしまいましょう。とそれだけでも楽になります。
やめた家事4:アイロンかけ
当たり前のようにアイロンかけをしているならば、それも見直しのチャンスです!形状記憶のシャツを取り入れたり、シワになりにくい素材の服を選んだり、ハンカチなどもハンドプレスでよいと自分で許容することができればアイロンの必要はなくなります。
どうしてもアイロンかけは必要というものがある場合は、スチームアイロンを取り入れると立ったままでアイロンかけができるので時短になります。
やめた家事5:家中のゴミを集めること
家中を回って、それぞれの部屋からゴミを集めるのも実は手間になります。ゴミ箱の数を減らしても意外と困らないもの!本当に必要な場所にだけ絞ると集めて回る手間が省けます。
生ゴミ以外は毎回集めるのではなく、週に1回と回数を絞ってみるのも1つの手です。
やめる家事を選びましょう!
やるのが当たり前と思っている家事は、意外と思い込みであることも多いです。実際その家事が本当に家族にとって必要なのか、その回数でなければならないのかは試してみないとわからないもの。またそれは家族の年齢や生活環境に大きく左右されるものでずっと一定ではないので変化に対応していくのがポイント!
ちょっとした工夫ややり方を変えるだけで家事にかける時間が減らせれば、その分家事へのストレスも減って家族との時間や自分の時間を増やすことができます。
便利な家電やグッズもフル活用して自分や自分の家族に合った方法で家事の効率化をはかりましょう。
■執筆/kaehalonさん…子どもが3人いる多忙なワーママ目線で、暮らしをラクにする情報を発信する時短家事コーディネーター。整理収納アドバイザー1級の資格も持ち、忙しいながらもスッキリと過ごす暮らしぶりが人気。インスタグラムはkaehalon11。
編集/サンキュ!編集部