くさい寝室には意外な原因が!むわっと漂う夏のいや~なにおい、原因と対策を解説
2021/08/06
暑い季節になると、家の中がむわっとにおってお困りの人も多いのでは?そこで今回は、家の中でどこがにおいやすいのかについて、家事代行サービス「カジタク」を展開するアクティアに所属の山口さんに対策と合わせて紹介してもらいました。
要注意においスポット1:寝室
暑い時期の寝室は非常ににおいやすい場所。発生源になりやすいのが「枕カバー」。ぜひ頻繁に洗濯機にポイッと追加して洗ってしまいましょう。天気のよい日の朝には、枕ごと洗って、外に干したいですね。
シーツとブランケットもにおいがちなので要注意。寝汗、脇汗、首周りの汚れ、そして夏は裸足で歩き回ることが多いので足裏の汚れなども、シーツやブランケットに付着していきます。
洗濯する際には、洗剤と一緒に、粉末の酸素系漂白剤も入れて洗うのがおすすめです。皮脂汚れや汗ジミを洗い落とし、消臭効果も高く、色柄物でも安心です。
それ以外で見落としがちなのが、寝ている人の口臭。夏場は窓を閉めてエアコンをつけて寝ることが多いため、とくににおいがこもりがちです。寝具類を清潔にしているのになんだか寝室がクサイ、といった場合は口内環境を気にしてみてはいかがでしょうか。
要注意においスポット2:キッチン
気温が高いと食品の傷みが早いので、生ゴミのにおい対策が必要です。生ゴミは水分を切ってからポリ袋に入れ、重曹を振りかけてから、空気を抜いて口を結び、臭いが漏れないようにします。重曹を入れることで、臭いを吸い取ってくれますよ。
また、ゴミ箱自体にゴミのにおいが移っていることもあるので、確認してみてください。もしゴミ箱ににおいが移っていたら、アルカリ性のスプレー(重曹水・セスキ水・アルカリ電解水など)を吹き付けて、クロスで拭き取りましょう。いっしょに汚れも取れて、さっぱりしますよ。
まだ臭いが残っている場合は、クエン酸水を吹き付けて、クロスで拭き取ります。最後に、除菌スプレーをまんべんなく吹きかけて除菌します。いつも手指に使っているものでも大丈夫ですよ。
要注意においスポット3:エアコン
夏本番となり、エアコンがフル稼働になると、エアコンから吹き出す空気がカビくさい、ホコリくさい、なんてことはありませんでしたか?
もしそうだとしたら、すぐにエアコンのクリーニングを頼んで、中まで徹底的にお掃除してもらいましょう。ついでに、部屋の掃除もする必要があります。エアコンは、部屋の空気を取り込んでから冷たい空気に変換して吹き出しています。部屋のホコリがエアコンの中を通して、私たちの体の中に入ってきてしまうのです。
掃除は、見た目をきれいにするだけでなく、むしろ健康のために必要なのですね。