こっそり教えます…お掃除のプロがじつは使わない収納グッズ3選
2024/04/16
世の中には数多の収納グッズがありますが、お掃除のプロから見ると「じつはそれ、使いにくいですよ」といったものもあるのだとか。今回はそんな、プロがじつは使わない収納グッズを理由と併せて教えてもらいました。
教えてくれたのは、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属し、年間約500件のお仕事依頼をこなしているお掃除のプロフェッショナル、西田美保さんです。
1.蓋付き収納ケース
1つめは蓋付き収納ケースです。蓋があれば埃が入りにくく、重ねて置くことができるためスペースをムダなく使えそうですが、重ねて置くことで中身が取り出しづらく、在庫確認も面倒になります。ワンアクションで取り出せるものを選びましょう。
もし蓋付き収納ケースを使う場合は、中身がわかるようにラベリングを忘れないこと。こうすることで使い勝手が少し改善されますので、ぜひお試しください。
2.台形の収納ケース
台形の収納ケースも個人的には使わないようにしています。投入口が広いとたくさん入るように思いますが、底部分が小さいためあまり入らないうえに、横に並べたときにデッドスペースができてしまいがちになるからです。
一方、投入口と底部分が同じ大きさのものであれば、ケースの容量を最大限活用することができます。
3.段ボール素材の収納ケース
段ボール素材の収納ケースは不要になった時に処分しやすいというメリットがある一方、収納する物によっては強度に不安があったり、材質的に虫が付きやすかったり、カビも発生しやすいというデメリットがあります。
どうしても使いたい場合は、重すぎるものや吸湿性が高いものを入れないようにする、除湿剤を使う、風通しのいいところで使うなどの工夫をするようにしましょう。
収納ケースを購入するときは事前にシミュレーションすれば失敗なし
今回ご紹介したのは、あくまで個人的には使わない収納ケースです。収納用品はデザインも選ぶうえでの重要なポイントになりますから、上記はあくまで一例として参考にしてください。
また、収納用品を買うときは事前に利用シーンをシミュレーションしておくと失敗が減ります。購入予定の収納用品と同じくらいのサイズの紙袋や空き箱を使って、使い勝手や動線をチェックしてください。このひと手間を行うことで、収納用品を失敗することなく選ぶことができるでしょう。
■教えてくれたのは・・・西田美保さん
アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属し、年間約500件のお客さま宅で、定期家事代行サービスを提供。これまでに延べ1,500件のサービスに従事している。現場で培った家事代行・整理収納サービスの経験を活かし、新人スタッフの教育・研修トレーナーも担当。
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