お掃除のプロが見た「ゴキブリ」が出やすい家の共通点とは?
2024/03/25
気温が暖かくなり始めると、黒くてイヤ~なアレの活動も本格化します。絶対に出会いたいくない「ゴキブリ」ですが、どんな家に出やすいのでしょうか?
アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属し、年間約500件のお仕事依頼をこなしているお掃除のプロフェッショナル、西田美保さんに教えてもらいました。
「ゴキブリ」は見つけてから対策では遅い!
「ゴキブリ」は高温多湿、25℃以上で繁殖活動が活発になります。1匹見いたら100匹はいるとも言われることがあるほど繁殖力が高いので、家の中で見つけてから対策するのでは遅い可能性も。
そこで今回は、家の中で「ゴキブリ」を繁殖させないために、ふだんから気をつけておきたいことをご紹介します。
汚れ、スキマ、ホースの徹底対策を!
改めて言うまでもないことですが、ゴキブリは汚れているお家に出ることが多いです。
とくに生ゴミが多い場合は要注意。食べ物の放置や洗い物の置きっぱなし、キッチンの油汚れは溜め込まずこまめに片づけましょう。飲み終わった容器や食品のトレーはすすいでから捨てるようにしましょう。
次に気をつけておきたいことは外からの侵入です。とくにエアコンなしで快適にすごせる季節は侵入の危険性が増します。真夏であれば窓を閉め切ってエアコンを使いますが、春や秋は窓を開けて外の空気を入れたくなるもの。その際、網戸を使うご家庭が多いと思いますが、しっかりとスキマなく閉まっているかを必ず確認しましょう。「ゴキブリ」は1、2mmのスキマがあれば侵入できるので、網戸とサッシのわずかなスキマも危険なのです。
スキマと言えば、エアコンのドレンホースからの侵入にも注意が必要です。いまは100円ショップでもドレンホース用の虫侵入防止キャップが買えるので、いまのうちに設置しておきましょう。
また、宅配された荷物のダンボールに潜んで侵入するというケースもあるので、ダンボールはすぐに片づけることを心がけましょう。
1年をとおしてお家全体のスキマをできる限りなくし、掃除の行き届いた空間にしておけば、「ゴキブリ」とは無縁の生活を送れるはずです。
■教えてくれたのは・・・西田美保さん
アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属し、年間約500件のお客さま宅で、定期家事代行サービスを提供。これまでに延べ1,500件のサービスに従事している。現場で培った家事代行・整理収納サービスの経験を活かし、新人スタッフの教育・研修トレーナーも担当。
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