【知っていると自慢できる!?】難読漢字クイズ「紗」は訓読みでなんて読む?
2021/06/08
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
いとへんに「少」と書く、「紗」という漢字。音読みで「サ」や「シャ」と読むのはほとんどの人がご存知かと思いますが、訓読みはご存知ですか?
なんとなく、糸の量が多くないものを想像しますよね。目の粗い網か何かでしょうか?
いろいろと推理してみると、当たるかもしれませんよ。
さて、なんと読むかわかりましたか?正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は、「うすぎぬ」でした!
糸が少ないという字の形にぴったりですね。目があらい薄手の絹織物のことを指す漢字です。
「袱紗(ふくさ)」「更紗(さらさ)」など、布関係の熟語に出てくるので、そこからも想像がつきそうですね。
ちなみに音読みは「サ」で薄い絹織物全般を指しますが、「シャ」と読んだ場合には生糸をからみ織りにした絹織物のことを指します。
通気性のよい「うすぎぬ」は、夏の衣服にしたり羽織りにしたりして使われていたようです。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターdanngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。