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ムカついてもやっぱり夫婦で生きていく!夫と機嫌よく暮らす5つのヒント

2021/05/29

結婚当初は仲がよかった夫婦も、長い間ともに暮らしていると、ふとしたことで心がすれ違ったりします。いちばん近くにいるからこそイライラしたり、ムカつくことも多くなる。そんな夫婦の間の小さなモヤモヤについてみんなで考えてみました。

現在の夫と老後も仲よく暮らしたいですか?

『サンキュ!』読者アンケートでは8割近くが「はい」と回答。一方、夫に対してムカつくエピソードも多く集まりました。みんな何かしら不満はあるようです。

※サンキュ!モニターアンケートより(21年2月実施、回答者数=228人)

話題の本の著者・一田さんにインタビュー!

一緒に暮らしていると日々わいてくる夫への不満。夫婦の問題についての本を執筆し、多くの共感を集めている一田憲子さんに解決のヒントを聞いてみました。

『ムカついても、やっぱり夫婦で生きていく 夫と機嫌よく暮らす知恵』(エムディエヌコーポレーション)

<座談会のメンバー>
・一田憲子さん
暮らしまわりに関する書籍や記事などで活躍する編集者・ライター。事実婚の夫と2人暮らし。56歳。

・編集K
42歳。結婚16年目。2つ上の夫、高1の娘、中1の息子と4人家族。

・ライターJ
45歳。結婚13年目。2つ上の夫、小1の娘と3人家族。

みんな夫のココにムカついています!

編集K(以下K)今回228人に読者アンケートを行ったのですが、だれもが夫に大なり小なり不満を持っていました。
ライターJ(以下J)下記のインタビューの際、そのことを伝えたら「みんなが悩んでるとわかって気持ちが軽くなりました!」と言ってもらうことも多くて。
一田さん(以下I)ムカつくけどこの先もこの人と一緒にいようと思うから悩むし、うまくやっていく方法を知りたいのよね。

夫が家のことをほとんどしない!

K「家のことは私に任せきり。家事はもちろん育児もどこか人ごとな夫がムカつく!」という読者が大勢いました。
I 自分も責任を負っているという意識って、子どもが朝食べるパンやあと1個しかないトイレットペーパーを自分で買ってくることから育つものとおっしゃってる人がいました。「だれかがパンを買ってこないと明日の朝ごはんはないんだよ」と、身をもってわかってもらうことが大事だって。
K パンを買う係とか簡単な仕事を1つ任せて、経験してもらえばいいんですね!
I ある脳科学者によれば、男性は役割を与えられると全うする生き物だそうです。「これはあなたの役目」と頼めば、責任を持ってやってくれるはず。
J「家のことで手が回らず困っていても、夫は察してくれない」と嘆く妻も多いです。
I 私も「トイレットペーパーがなくなったよ」と言う夫に「そう言えばわいて出てくると思ってるのか!」と腹を立ててました(笑)。でも夫に悪気はなくて、その大変さを理解してないだけ。だから「雨の中、重い買い物袋に加えてトイレットペーパーを抱えて帰ってくるのって大変なんだよ」と言葉で伝えたら、買ってきてくれるようになりましたよ。
K 具体的なエピソードで説明すると、察してくれない夫にも伝わりそうです!
I そうそう。男性は察してくれないのが普通だから、してほしいことは言葉で根気よく伝え続けましょう。

夫のだらしない生活態度がイヤ!

J 休日だらだら寝ている、ゲームばかりしてる、だらしないなど「生活態度がイヤ」という声も目立ちます。
I それって個人の感覚による部分も大きいから「私は私、夫は夫」と割り切るしかないかもしれませんね。相手を変えようとか自分が我慢しようとしても無理だから「それぞれ違っていい」とあきらめて受け入れるとか。
J 一緒に暮らしていると「私はこうしているのに、なんで夫はそうしないの?」とつい責めたくなるけれど「2人は別の人間なんだ」と毎回思い直すことが必要ですね。
K 夫にムカついて仕方がないときは、どう心を静めたらいいですか?
I「私はこの人から何を与えてもらっているんだろう」と考えるのも手だと思います。「こんな人、別れてやるー!」と思っても、ひと呼吸おいて考えてみると、家に話しかけられる人がいるのはホッとするとか、落ち込んだときに「なんかあった?」と声をかけてくれるとか、夫がいることで得られる心の平安にも気づけるんじゃないかな。
K ないものよりあるものを数えるって大事!夫と機嫌よく暮らす秘訣ですね。

夫に対する自分の態度を変えたい!

J 夫だけが悪いわけじゃないとわかっているのに、つい夫ばかり責めちゃう。そういう自分を変えるにはどうしたらいいでしょう。
I 私の話ですが、先日車をぶつけてしまい、夫に運転が下手だと言われて腹を立てたんです。でも冷静になって「なぜ腹が立つのか?」と考えてみたら「私はプライドが高いから、運転が下手と言われるとムカッとくる」とわかって。自分の怒るポイントがわかったら、それを手放せばいい。プライドを下げれば「下手でごめんね」と言えるものね。夫にムカつく自分を分析できると、夫にただ歯向かうだけじゃない接し方ができると思います。
J なるほど~。夫という他人と機嫌よく暮らすためには、相手と自分のことを客観的に見て、ケンカせずに歩み寄る話し方や接し方を考えることが大事だとわかりました。愛は感情というイメージがありますけど、夫との生活においては「愛は理性」なんですね。
I 夫と向き合うことは、自分と向き合うこととイコールなんだと思います。
K 一田さんのアドバイスでしばらくはご機嫌に暮らせそうです(笑)。ありがとうございました。

一田さんと考えた夫と機嫌よく暮らす5つのヒント

若いアジアの女性のコンセプトにインスピレーションを与えました。
metamorworks/gettyimages

(1)夫に役割を与える
ゴミの分別や日用品の買い物など簡単な役割を夫に分担。「ちゃんとやった?」と口を出さずに任せるのが責任感を育てるコツ。

(2)具体的なエピソードで伝える
家事や育児のつらかった体験談と一緒に夫にしてほしいことを具体的に伝えて。「なぜしてくれないの?」と責めるより効果的。

(3)夫は他人と割り切る
たとえ夫婦でもすべてを同じように考えたり行動するのは無理。夫と自分を分けて考えるとイライラが減るはず。

(4)夫が与えてくれるものを考える
担ってくれる家事、小さな親切、収入、長所など何でもいいので思い出してみよう。夫を見直すいいきっかけに。

(5)なぜムカつくのか分析してみる
夫にムカつく理由を自分の性格も振り返りながら考えてみて。イラッとするポイントがわかると、夫への接し方が変わるかも。

参照:『サンキュ!』2021年6月号「ムカついてもやっぱり夫婦で生きていくから」より。掲載している情報は2021年4月現在のものです。取材・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部

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