【9月のアクション】意外な方法で節水をするSDGs
2021/09/16
家庭で毎日使う水。なにげなく使っていた水の使い方をちょっと見直すだけで、節水効果は◎。食べ残しをしない&きちんと蛇口を閉めるなど、実は手軽にできる節水アクション!親子でSDGsはじめましょう!
<教えてくれた人>
水ジャーナリスト 橋本淳司さん
武蔵野大学客員教授。アクアスフィア・水教育研究所代表。国内外の水問題と解決方法を取材。水リテラシーの普及活動を行う。『水がなくなる日』(産業編集センター)など。
What's SDGs?
【持続可能な社会のための世界の目標】
SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、15年に国連サミットで193の国と地域が採択した17の目標のこと。環境や貧困についてや、働きがいやジェンダー平等など幅広い目標があります。
SDGsの17の目標
【1】貧困をなくそう
【2】飢餓をゼロに
【3】すべての人に健康と福祉を
【4】質の高い教育をみんなに
【5】ジェンダー平等を実現しよう
【6】安全な水とトイレを世界中に
【7】エネルギーをみんなにそしてクリーンに
【8】働きがいも経済成長も
【9】産業と技術革新の基盤をつくろう
【10】人や国の不平等をなくそう
【11】住み続けられるまちづくりを
【12】つくる責任つかう責任
【13】気候変動に具体的な対策を
【14】海の豊かさを守ろう
【15】陸の豊かさも守ろう
【16】平和と公正をすべての人に
【17】パートナーシップで目標を達成しよう
意外な方法で節水をするSDGs
今日からSDGsを実践しよう!
手軽にできる節水アクション!
家庭で毎日使う水。なにげなく使っていた水の使い方を親子で見直してみましょう。流しっ放しをやめるだけでも、節水効果大ですよ!
家ではどんなふうに水が使われているの?
家庭で使われている水の量は、4人家族で1日約25.1立法メートル(お風呂※1で換算すると約125杯分!)。家族で少しずつでも節水を習慣にすれば、環境にやさしいうえに、お金の節約にもなります。
※1 お風呂は1回200Lで換算。
蛇口を閉めるだけでこんなに違う。節水できる量を知ろう
手洗いでは1分間流しっ放しだと約12L(2Lのペットボトル6本分)、食器洗いでは約5分間で約60L(ペットボトル30本分)も使用。節水の基本は小まめに蛇口を閉めることです。
東京都水道局 平成27年度「一般家庭水使用目的別実態調査」より。
※出典:東京都水道局HPより。
親子で水について学べる、サントリーの「水育(みずいく)」サイトをチェック!
水をどうして大切にしなくてはいけないの?そんな素朴なギモンを知るために、親子で「水」について調べてみましょう。 サントリーの「水育」サイトでは、「水の歴史」や「地球の水の問題」などの情報、水の実験など、楽しみながら学べる工夫がいっぱい。オンラインで学べる「森と水の学校」も要チェック。
https://mizuiku.suntory.jp/kids/
参照:『サンキュ!』2021年10月号「今日から親子でちょっぴり"SDGs生活"始めます!」より。掲載している情報は2021年8月現在のものです。イラスト/まいこ 構成/岡部さつき(風讃社) 取材・文/工藤千秋 編集/サンキュ!編集部