学習机の上の赤い学校のバッグ

子育て世帯の実情から見えてくる! 勉強机は必要?

2021/12/13

小学校入学を控えて、勉強机を購入するか悩む家庭も多いのでは?長く使うものだからこそ、じっくり検討したいですよね。そこで今回はサンキュ!モニターアンケートの回答から、勉強机を用意した・しなかった子育て世帯のリアルな声を集めてみました。

勉強机を用意したのは、およそ半数

小学生になるタイミングで勉強机を用意したかを聞いたところ、用意した人と、しなかった人は、ほぼ半々の結果になりました 。

実際に用意をした人は、現在どのように感じているのでしょうか。

よかったと感じている人は、勉強に集中できるようになった、子どもが自分で片付けるようになった、勉強道具の収納場所ができて散らからなくなったということをあげています。

〈アンケートの声〉
勉強に集中して取り組めるようになった。(40代 子ども2名)

勉強机は子どもの領域なので、子どもが自分で片づけを意識できるようになった。(40代 子ども2名)

一方、勉強机は用意したけれど想定外なことがあった人からは、子どもが勉強机で勉強しない、棚や引き出しにノートや教科書が収まらない、デザインの好みがかわって再度購入することになったという声があがっています。

〈アンケートの声〉
収納スペースとしては助かっているけれど、ほぼ勉強机では勉強しない。(30代 子ども2名)

あまり使わないので、買わなくてよかった。教科書などを、入れる棚があればよかった。(40代 子ども1人)

小学校のころかわいい机を買ったが、中学になり「この机は嫌」と、新しい机を買った(40代 子ども2人)

棚の幅や、引き出しのサイズなど、教科書やしまいたいもののサイズと合わず、使い勝手が悪かったです(40代 子ども2人)

それに対して用意しなかった人は、納得している回答が多数でした。圧倒的に多かったのは場所の問題です。
〈アンケートの声〉
かさばり場所を取るので、威圧感もあるのを考えるとなくてよかった。(40代 子ども5人)

重視したポイントは金額・デザイン・機能性

実際に購入した人に聞いた、勉強机を購入するときに重視したポイントについては、回答が分かれました。

回答のなかで一番多かったのが「値段」。気になる購入金額は、1万円から10万円台と大きく幅がありましたが、平均すると5万円ほど(回答数=41)。4万円~5万円台の勉強机を購入した人が多い結果となりました。
また、デザインを重視した人も目立ちました。インテリアとの調和を考える人も多いのでは。次いで多かったのは、機能性です。子どもの成長を考えると、いすや机の高さを変えられるなどの機能は、重視する点かもしれませんね。

勉強机を置く場所は子ども部屋が多数

用意した勉強机は67%の人が、子ども部屋に置いているという結果になりました。

コロナ禍による学習環境の変化で、自分のスペースが必要になる場面もでてきています。オンライン授業では、ひとりで集中できる子ども部屋に勉強机を置くメリットがありそうです。
〈アンケートの声〉
オンラインでのタブレット学習をしたときは、静かな場所でやりたい!と自分の部屋の机でやっていた。(40代 子ども2名)

また、リビングに子どものものがあふれないという利点も。
〈アンケートの声〉
初めはリビング学習だったが、食事の度に「片づけて!」と言って片づけさせるのが大変だったので、それがなくなって楽になった。(50代 子ども1名)

宿題をする場所はリビングが圧倒的

どこで宿題をしていますかという問いに対して、リビングという回答が70%にのぼりました。

勉強机を用意した半数が子ども部屋に置いたのに対し、子ども部屋で宿題をしている子どもは21%と、少なめ。小さいうちは、親の目が届くリビングで勉強をさせたいと考えている家庭が多いのかも。しかし子どもが大きくなるにつれて、勉強をする場所も変化していくようです。
〈アンケートの声〉
小学、中学生のときまではリビングで勉強したので、高校生になり、ようやく学習机を使うようになりました。使うときがきてよかったです。(50代 子ども2名)

アンケートの結果から、子どもの成長や学習環境の変化とともに、勉強机の必要性も変わっていくことが見えてきました。各家庭の状況に応じた「買いどき」があるのかもしれませんね。

※『<サンキュ!>ママ友・ご家族の生活習慣に関するアンケート』(2021年10~11月実施、回答数292人)。
※掲載された情報は2021年11月4日までに収集した情報です。

 
 

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