【道具選びのコツ】元デパート販売員が教える!料理が楽しくなる包丁選びのポイント

2022/03/28

料理と雑貨好きが高じて、地方デパートにて輸入キッチン雑貨を7年担当した経験があり、100円ショップからブランド雑貨まで、あれこれ試すのが大好きなサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。

よく切れて手になじむ包丁があると、料理が楽しくなりますよね。今回は包丁選びのポイントを紹介します。

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1.まずは素材を選ぶ

包丁を選ぶときはまずは素材から考えるとよいと思います。

 ・切れ味
 ・錆びやすいかどうか(お手入れしやすいか)
 ・重さ

デパートなど店頭では大きく分けて3種類の素材を扱っていることが多いです。
「ステンレス、鋼(はがね)、セラミック」それぞれの特徴を紹介します。

1.ステンレス

錆びにくいのが特徴。比較的、軽くて扱いやすいので、メインで使う包丁にお勧めです。
炭素の量がとても少ない合金を使い、焼き入れができない分硬度が落ちるので、鋼に比べるとやや切れ味が悪く感じることがあります。

2.鋼(はがね)

炭素が多く入っている鉄(炭素鋼)を使用しているので、焼き入れができ硬度が上がり切れ味が非常に良いのが特徴です。お刺身を切ったときに、スパッと綺麗に切れて気持ちがいいです。
水気に弱く錆びやすいのが難点。使った後はきちんと拭いて、湿気の少ない場所に仕舞うのがベストです。

3.セラミック

耐熱性、耐食性、低熱伝導性、高強度などが特徴です。金属ではないので軽量、そして錆びず切れ味も良いです。初めて包丁を使う時にもお勧めです。
軽いので、固くて大きい食材は切りにくいことがあります。

次は形状を決める

・幅広がよいか、それとも細くて鋭利なものがいいか
・野菜中心なのか万能に使えるタイプか

普段、よく使う食材に合わせて選ぶとよいと思います。

1.三徳包丁(文化包丁)

家庭では最も一般的な包丁。幅広で葉物が切りやすく万能です。
名前は違いますが、万能包丁、鎌形包丁も同等と考えてもよいと思います。

2.牛刀

三徳包丁に比べると、細長く切っ先の鋭いのが特徴です。
力を入れながら食材を切ることができるので、塊のお肉でも切りやすい。
一般的に肉用の包丁と思われがちですが、野菜や魚などにも使えます。

3.菜きり

四角い形をした伝統的な和包丁です。名前の通り野菜を切るのに向いており、食材をぶつ切りにするのに向いています。
反対に刃先が尖っていないので、肉や魚には向いていません。

最後の決め手は持った時のフィット感

包丁選びはブランドより、どんな使い勝手がいいのかをしっかり絞ってみてくださいね。
包丁の素材と形状が決まったら、最後に大事なのが「フィット感」です。

可能であれば店頭で実際に手に持ってみてください。意外とブランドによって、握ったときのフィット感が微妙に違います。

口コミ評価の高いものを選びがちですが、ここは自分自身の感覚も重要です。ちょっとしたフィット感の違いが使い勝手に出ることもあります。毎日使うものだからこそ、手に馴染むものを選んでくださいね。

私が愛用している包丁はこちら

私の包丁選びのポイントは・・・

・錆びにくく手入れが楽なもの
・鋭利だとちょっと怖いので幅広のもの
・1本でお肉にも野菜にも使うことができる

【公式】 ZWILLING ツヴィリング センス シェフナイフ 20cm| ツヴィリング J.A. ヘンケルス ヘンケル 包丁 ナイフ 牛刀 万能包丁 洋包丁 肉 切れる カービングナイフ カービング キッチン用品 キッチングッズ 調理器具 ほうちょう 台所用品

毎日使う物ほどこだわって選ぶ

毎日使う物ほど、こだわって自分のお気に入りを見つけることが大事です。特に包丁は切れ味が良いと、調理をするのが楽しくなります。
どんな包丁にもいい面もあれば難点もあります。双方を理解しつつ、お気に入りを見つけるヒントになれば幸いです。

この記事を書いたのは…おだけみよ
ライフオーガナイザー。汚部屋主婦から片付けのプロに。
料理と雑貨好きが高じて、地方デパートにて輸入キッチン雑貨を7年担当。おしゃれで機能的な商品提案が得意。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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