「刺身包丁」のおすすめ11選!綺麗な刺し身にするための選び方やお手入れ方法とは
2021/10/16
この記事ではおすすめの「刺身包丁」を11選紹介しています。おすすめ商品については各種ECサイト上のランキング・口コミを総合的に判断し、独自の算出方法により選出しております。他にも包丁の選び方や手入れの方法も紹介していますので、ぜひご覧ください。
「刺身包丁」の選び方4つ
魚介類などの刺身を作る際に使われる包丁が「刺身包丁」です。しかし「刺身包丁」の刃渡りや材質、価格が様々でどれを買えばよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは「刺身包丁」を選ぶ際のポイントを4つ分かりやすく解説します。以下の4つのポイントをおさえ、あなたにぴったりの包丁を選べるようになりましょう。
選び方1:使いやすい刃渡りのものを選ぶ
ひとえに「刺身包丁」といっても、様々な刃渡りのものがあります。自分の用途に合った刃渡りで「刺身包丁」を選んでみましょう。
ご家庭用の「刺身包丁」には、刃渡り18~27cmのものがおすすめだと言われています。
本格的に自分でさばきたいと言う方は、プロも使う27cm以上の刃渡りがある包丁を選ぶのもよいでしょう。
18~21cmは、スーパーなどに売っているさくを買ってきて調理をしたり、小さな魚をさばく方に向いています。24~27cmは、ハマチなどの中型の魚をよくさばく方に向いており、27cm以上は釣りなどで手に入れた大きな魚をさばく方に向いています。
「刺身包丁」を選ぶときには、一緒に使うまな板の大きさも考えて選ぶとよいでしょう。刃渡り以上の長さがあるまな板を使えば、より見た目が綺麗な刺身を作ることができます。
選び方2:刃の素材で選ぶ
「刺身包丁」の刃には、主にステンレス・鋼・セラミックの3種があり、それぞれ性質や使い勝手、手入れの方法が大きく異なります。
素材の性質を理解し、あなたにぴったりな包丁を選びましょう。
ステンレスは、錆びにくくお手入れが簡単な素材です。切れ味は鋼に劣るが研ぎ方も簡単で扱いやすいことから、料理初心者におすすめといえます。グレードの高いダマスカスやモリブデンは、鋼に劣らない切れ味を持ちます。
鋼は、プロも使う優れた切れ味を持つ素材です。求めやすい価格の日本鋼、価格と性能のバランスがよい白鋼、プロ向きの青鋼の3種があります。錆びやすく手入れが大変ですが、一度研げば切れ味は長持ちします。
セラミックは、金属ではないので刺身に不快臭が移らず錆びることもない素材です。金属と比較して耐久性が低いため、お手入れには注意が必要です。
選び方3:重さや柄の素材で選ぶ
「刺身包丁」選びの際に重要なのは、柄の形状やフィット感です。柄の太さや形状も様々であるため、可能ならば実際に手に持ってしっくりくるものを選びましょう。
柄にはフィット感がある木製や手入れがしやすい樹脂製、継ぎ目がなく衛生的に使えるオールステンレス製などがあります。快適に料理をするためには重さもチェックしておきましょう。
重量感がある方が使いやすい人、軽くて取り回しがしやすい方がいい人など、包丁の好みは人によって様々です。実際に手に取り、お気に入りの1本をぜひ見つけてみてください。
選び方4:利き手で選ぶ
「刺身包丁」は片刃構造であり、右利きの人のために作られていることがほとんどです。左利きの場合は、専用の包丁を選ぶとよいでしょう。
なお、家庭内に調理する人が複数人おり、かつ利き手がそれぞれ違う場合には両刃の包丁を選ぶのもおすすめです。切れ味は片刃よりやや劣りますが、全員が同じ包丁を使えるようになります。
「刺身包丁」のおすすめ商品11選
今回は「刺身包丁」のおすすめ品を11選紹介します。なお、本記事で紹介するおすすめ商品につきましては、Amazonを始めとした各種ECサイト上のランキング・口コミを総合的に判断し、独自の算出方法により選出しております。
おすすめ1:TOJIRO 白紙鋼 柳刃
海外でも有名な包丁メーカー、藤次郎から発売されている「刺身包丁」です。鋼の中でも上質な白紙鋼を使用しており、優れた切れ味と刃こぼれのしにくさを両立しています。
刃渡りは24cm~33cmまであり、様々な魚の調理に対応できます。柄は木材であり、フィット感が良く優しい握り心地です。
■商品詳細
刃渡り|240mm・270mm・300mm・330mm
刃のタイプ|片刃
重さ|125g・160g・210g・235g
素材・コーティング|白紙鋼・軟鉄
おすすめ2:三星刃物 NAGOMI スライサー
素材のおいしさを引き出してくれる、切れ味抜群の包丁です。「刺身包丁」として使えるのはもちろんのこと、ハムやローストビーフのスライスにも使えます。
狭い身幅と薄い刃のため、食材の身崩れを防いでくれます。
名入れができるので、自分だけの包丁にしたり、ギフトにも向いている包丁と言えます。
■商品詳細
刃渡り|217mm
刃のタイプ|片刃
重さ|175g
素材・コーティング|440A モリブデン鋼
おすすめ3:貝印 関孫六 金寿 ST 和包丁 刺身
鋼に近い切れ味の良さを持つ、モリブデンバナジウム鋼を使った「刺身包丁」です。
鋼の切れ味とステンレスの手入れのしやすさを併せ持ったこの素材は、調理師や職人が愛用する素材として有名です。刃付けには貝印独自の特殊技術、糸切刃を採用し高い切れ味と手入れのしやすさを両立することに成功しています。
柄には積層強化木を使用しており、水に強くフィット感のある仕上がりです。刃と口金の部分には隙間がないため、間に魚クズが入ることもなく衛生的に使えます。
■商品詳細
刃渡り|180mm・210mm・240mm
刃のタイプ|片刃
重さ|119g・133g・153g
素材・コーティング|ステンレス単層材
おすすめ4:貝印 関孫六 碧寿ST 和包丁 刺身
錆びに強くお手入れが簡単な、貝印のステンレス製「刺身包丁」です。研ぎ直しが簡単にできる伝統的な本格刃付けを採用しているため、料理初心者でも簡単に扱うことができます。
重量は180mmで58gと非常に軽いため、軽くて取り回しがしやすい包丁を探している方にはおすすめの商品だといえるでしょう。この「刺身包丁」には左利き・右利き用の両方が販売されているため、左利きの方も安心して購入することが可能です。
■商品詳細
刃渡り|180mm・210mm
刃のタイプ|片刃
重さ|58g・104g
素材・コーティング|ハイカーボンステンレス刃物鋼
おすすめ5:TOJIRO PRO SDモリブデンバナジウム鋼 柳刃
モリブデンバナジウム鋼を使った、ワングレード上の品質を誇る「刺身包丁」です。
刃から柄まで全て同一の素材でできているオールステンレスタイプで、汚れや魚クズが残りにくく衛生的に使えます。右利き用・左利き用の両方が発売されているため、左利きの人が購入を視野に入れやすい包丁であるといえるでしょう。
重量は240mmで約190gとやや重く、手にずっしりと馴染む包丁をお探しの方におすすめです。
■商品詳細
刃渡り|210mm・240mm・270mm・300mm
刃のタイプ|片刃
重さ|140g・190g・210g・250g
素材・コーティング|モリブデンバナジウム鋼
おすすめ6:Verdun 柳刃包丁
継ぎ目がなく衛生的に使える、オールステンレスタイプの「刺身包丁」です。
重量は150gとずっしりしているため、重めの「刺身包丁」をお探しの方にはおすすめだといえるでしょう。職人の手によって1本ずつ丁寧に水研ぎ刃付けされ、持続性のある優れた切れ味を発揮します。
柄は流れるような美しいカーブ状のフォルムで、手に馴染みやすい構造をしています。また、「刺身包丁」としては珍しい食洗器対応品であることも特徴です。
■商品詳細
刃渡り|210mm
刃のタイプ|片刃
重さ|150g
素材・コーティング|ステンレスモリブデン鋼
おすすめ7:片岡製作所 MASTER COOK 抗菌カラー庖丁 柳刃
片岡製作所のブランド「Mastercook」から発売されている、カラフルな柄がおしゃれな「刺身包丁」です。ハンドルは抗菌素材でできているため、衛生的に使用できます。
柄の色は6色の中から好みのものを選べるため、周りとは違うおしゃれなデザインの包丁が欲しい方にはぴったりだといえるでしょう。
刀身はプロ御用達のモリブデンバナジウム鋼でできているため、おしゃれなだけではなく切れ味や耐久性にも優れているのも嬉しいポイントです。
■商品詳細
刃渡り|210mm・240mm・270mm・300mm
刃のタイプ|片刃
重さ|130g・150g・160g・170g
素材・コーティング|モリブデンバナジウム鋼
おすすめ8:堺實光 上作 刺身
プロの料理人も使用する上質な白紙鋼を使った「刺身包丁」です。刃渡りは180mm~390mmまで豊富なラインナップがあり、大きな魚をさばく機会がある方にもおすすめだといえます。
柄には高級なほおの木を使っているため、握り心地も最高です。包丁に名前を入れるサービスも行っているため、魚をよくさばく方へのギフトとしてもおすすめできます。
■商品詳細
刃渡り|180mm・210mm・240mm・270mm・300mm・330mm・360mm・390mm
刃のタイプ|片刃
重さ|記載なし・110g・150g・190g・235g・255g・記載なし・記載なし
素材・コーティング|白鋼2号・軟鉄
おすすめ9:正広 ステンレス和庖丁
日本刀鍛錬の技術を応用し作られた、グッドデザイン賞受賞の「刺身包丁」です。
モリブデンバナジウム鋼や、クロムなどをバランスよく配合したステンレス鋼が刀身には使用されています。柄は抗菌加工を施した積層強化木で作られているため、衛生面でも安心して使えます。
■商品詳細
刃渡り|240mm
刃のタイプ|片刃
重さ|140g
素材・コーティング|オリジナルステンレス鋼
おすすめ10:SUMIKAMA 霞KASUMI ダマスカス 刺身包丁
32枚のステンレス層によって打ち出される霞模様が美しい「刺身包丁」です。
ステンレス素材としては類を見ないほどの持続性ある切れ味を誇る超硬質合金鋼V金10号を使用しているため、刺身を綺麗に切りたい方には向いている商品だといえるでしょう。
刃の模様は1本ずつ丁寧に仕上げているため、全て異なります。世界に1本だけの包丁が欲しい方や、魚好きの方へのギフトとして包丁を購入したい方にもおすすめの商品です。
■商品詳細
刃渡り|210mm・240mm・300mm
刃のタイプ|片刃
重さ|210g・240g・265g
素材・コーティング|超硬質合金鋼V金10号(32層特殊鋼)
おすすめ11:貝印 関孫六 銀寿 本鋼 和包丁 刺身
鋼と軟鉄を合わせた、切れ味の良い鍛造和造りの「刺身包丁」です。
1本ずつ職人の手作業で刃付けが行われており、優れた切れ味と耐久性を誇ります。高級感のある柄は手に馴染みやすく、かつ水にも強い天然木です。右利き用・左利き用の2種があるため、左利きの方でも安心して購入できます。
■商品詳細
刃渡り|180mm・210mm・240mm
刃のタイプ|片刃
重さ|103g・122g・150g
素材・コーティング|ハガネ複合材(刃材は炭素鋼・合わせ材は軟鉄)
「刺身包丁」のお手入れ方法
金属の「刺身包丁」は、以下の手順で手入れをすると錆びずに長く使えます。
鋼素材の包丁が錆びやすいのはもちろんのこと、ステンレス素材のものも手入れを怠れば錆びてしまいます。購入した包丁を末永く使うためにも、お手入れ方法はしっかり覚えておきましょう。
1.使用後の包丁を綺麗に洗う
2.熱湯をかけて包丁の表面を乾燥させる
3.お湯をしっかりふき取り、刃物油(サラダ油で代用可能)を塗る
4.表面に残った油をふき取り、しっかり乾燥できる場所に収納する
自分に合った「刺身包丁」を選ぼう
「刺身包丁」には刃渡りや素材、重さや柄の異なる様々な種類のものが存在します。
その中から自分に合ったものを選ぶためには、包丁に関する基礎知識はもちろんのこと、実際に包丁を手に取りしっくりくるかどうかを確かめることが大切です。
この記事を参考に、ご家庭で使う「刺身包丁」をぜひ選んでみてください。