若い夫婦生活は結婚生活に満足していない。

「この人とずっといられないと思った」夫婦喧嘩が原因で離婚を考えたことがある人はどのくらいいる?

2022/10/13

意見のすれ違いや、家事・育児の役割分担など、夫婦喧嘩の原因は多くありそうです。そこで今回のサンキュ!モニターアンケートでは、どのくらいの頻度で夫婦喧嘩をしているのか、またその理由や仲直りの方法などについて、リアルな声を集めました。

夫婦喧嘩する?しない?

「夫婦喧嘩をしますか?」聞いたところ、5割弱の人が「まったくしない」、「以前はしていたが今はしない」、「一方的に怒るだけ」などの回答をしました。
喧嘩をほぼしない人たちの理由には次のようなものがあります。

「義母が生きていた頃は義母ではなく、私の味方になるタイプだったからかも」(40代後半)

「私がイライラして当たっても夫が全く動じず、軽く謝って言い返してもこないので、喧嘩に発展しない」(30代後半)

「子どものことで喧嘩したが、今はみんな大学生なので喧嘩することがない」(50代前半)

「そういう雰囲気にもっていかないよう努力し、楽しく過ごしています」(40代後半)

一方、喧嘩をすると答えた人たちは、どのような理由で喧嘩をするでしょうか。

「育児にもっと参加してほしい妻の気持ちと、仕事でいっぱいいっぱいで体力的に厳しいという夫の気持ちのすれ違い」(20代後半)

「お互いのこだわりポイントが違い、言い合いになる」(30代後半)

「お金のこと。主人が浪費家」(40代後半)

「子育ての方針の違い。子ども自身の困りごとや習い事への取り組み態度に関して、親として対応したい方向性の違いから口論になります」(30代前半)

喧嘩の原因としては、育児や家事の分担、意見の相違、生活習慣などが多く目立ちました。
お互いに仕事や育児が忙しくて、疲れやストレスが溜まったときに喧嘩になりやすいようです。

喧嘩が原因で離婚を考えたことは?

夫婦喧嘩をしたときに、離婚を考えるということはあるのでしょうか。
そこで、喧嘩が原因で離婚をしようと思ったことはあるかを聞いたところ、約4割の人が「ある」と回答しました。
離婚をしようと思うほどの喧嘩とは、どのような内容だったのでしょうか。

「子どものこと。お互いに育ちも家庭環境も違うため今後も変わることはないので、この人とずっといられない、と思った」(30代前半)

「主人が転職をするのを一言も聞いていなかったから。相談してほしかったが、相談すると反対されると分かっていたそうです」(40代前半)

「借金。返したと思ったらまだまだあったとき。借金と嘘とで、もう顔も見たくなかった」(40代後半)

「妊娠かつ1歳の子どもがいるのに、飲み会に行って朝まで帰ってこない」(20代前半)

育児に対する考え方の相違・家事や育児に非協力的・お金の問題などの回答が目立ちました。
夫の言動に納得がいかないときに、離婚の2文字が頭をよぎることがあるようです。

喧嘩になったときの態度

つづいて、なんらかの理由で喧嘩に発展してしまったとき、お互いにどのような態度をとっているのかを聞いてみました。

「口をきかなくなり、主人の分の料理は作りません!」(20代後半)

「幼稚でも理屈が通ってなくとも、思うがままに感情を全部言い合う」(30代前半)

「1階と2階で家庭内別居する」(40代後半)

「私が感情的に怒って、夫は黙り込むパターンが多いです。黙り込む夫にさらにイラッとしてしまいます」(30代前半)

距離を置く、口をきかないという回答が特に目立ちました。
喧嘩がエスカレートしないよう、いったん止めるような行動をとる人が多いのでしょう。

夫婦喧嘩の終わらせ方

喧嘩をしたあとは、仲直りのタイミングも難しいもの。生活を共にしている夫婦は、どのように喧嘩を終わらせているのでしょうか。

「主人がケーキを買ってきて、機嫌なおった?と、言ってくることが多いです。私は甘いものが大好きなので、それで終わりです(笑)」(30代前半)

「時間の経過と共にお互いの感情が落ち着いて、普通に戻る」(40代前半)

「悪いと思うほうが謝るようにしています」(30代前半)

「お互いの妥協点を見つけるまで話し合う」(30代後半)

多い順に並べると「自然と」「どちらかが謝る」「話し合い」という回答結果になりました。
なんとなく自然に元通りという人が1番多いのは、夫婦ならではの結果なのかもしれません。

喧嘩にならないよう気をつけていること

共に暮らすもの同士、できれば喧嘩をしないで気分よく暮らしたいものですよね。
皆さんは、喧嘩をしないようにするために、どのようなことに気をつけているのでしょうか。

「お互いの自由時間を尊重する」(30代前半)

「相手に願望を抱いたりせず、家事も仕事も両立できる自分がスゴイ!と自己満足しているとイライラもしません」(50代前半)

「とにかく不満など、言いたいことは言う。察してほしい…で黙っているのが1番ダメだと思います」(30代前半)

「感謝の気持ちを持つ」(40代前半)

この質問に対しては次のような意見もありました。

「夫婦喧嘩をすること自体は悪いことだと思ってないので、あまり意識して気をつけようとしていることはありません!」(20代後半)

たしかに、夫婦喧嘩は決してマイナスなことばかりではなく、ふだんは言わずにいる気持ちを吐き出したり、お互いの考えを改めて知ったりできるいい機会になるという側面もありますね。

夫婦は距離が近いからこそ、意識をして感謝の気持ちを伝えたり、不満に思っていることを話し合ったりすることが必要なのでしょう。喧嘩をしないと回答した人たちは、そうした工夫を日々しているのかもしれませんね。

※『<サンキュ!>夫婦関係に関するアンケート』(2022年8月~9月実施、回答数227人)。

 
 

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