韓国ドラマ『ナビレラ~それでも蝶は舞う~』イケメン俳優ソン・ガンが華麗に舞う!韓ドラマニアが徹底解説!

2022/12/01

「NETFLIXの息子」と呼ばれるほどNETFLIX作品に多数出演し、世界中にその特別な存在感を見せつけてきたソン・ガン。
身長186センチに拳ほどの小さな顔と長い手足、そしてどこかあどけなさの残る表情。そんな彼の魅力を最大限楽しむことができる作品がドラマ『ナビレラ~それでも蝶は舞う~』です。
ソン・ガンは壁にぶつかり葛藤するバレエダンサーの青年を演じ、ため息が出るほど美しいバレエを披露しています。

韓ドラマニアで韓国ドラマライターのJUMIJUMIさんにあらすじや見どころを徹底解説してもらいましょう!

韓国留学を機に韓国の文化に魅了される。年間30作品以上の韓国ドラマを視聴し、またライターとして情報発信も積極...

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あらすじ:23歳と70歳。バレエを通して生まれる絆と成長のストーリー

シム・ドクチュル(パク・イナン)は郵便配達員として家族を養うため必死に働いてきました。定年を迎えて以降はやりたいことを見つけられず、ただ毎日が過ぎるのを待つように暮らしています。
70歳になり友人の訃報など悲しい知らせも増えてきたある日、ドクチュルは通りがかったスタジオで青年がバレエを踊っている姿に心を奪われます。実は子供の頃からバレエに憧れていましたが、父親に許してもらえず挑戦すらできなかった過去があるのです。
自分の残りの人生をどう過ごすか…。悩んだ末にドクチュルは再びスタジオを訪れ「バレエを習いたい」と伝えます。

踊っていた青年は23歳のイ・チェロク(ソン・ガン)。19歳でバレエに出会い、遅咲きながら才能を開花させました。プロを目指していますが、スランプに陥っていて焦りと葛藤の中にいます。
チェロクとチェロクの師匠スンジュはドクチュルの言葉を笑い、一般的なバレエ教室に行くよう勧めますが、ドクチュルはどうしてもここで習いたいと譲りません。

その後も何度もスタジオを訪れるドクチュルの熱意に負けたスンジュは、チェロクにはドクチュルの先生をするように、ドクチュルにはチェロクのマネージャーをするように指示。
最初は反発していたチェロクですが、心の底からバレエを楽しむドクチュルと接しているうちに、空っぽだった心が埋まっていくのを感じ始めます…。

見どころ:バレエで魅せるソン・ガン、演技で魅せるパク・イナン!

芸術作品のようなバレエをドラマで楽しみ、夢に向かって進む人々を応援したくなる!

見どころ1:蝶のように美しく舞うソン・ガンに心を奪われる…

ソン・ガン演じるチェロクの初登場シーンが、この動画のシーンです。

雑居ビルの中の薄暗いダンススタジオ。窓からは真っ直ぐに優しい光が差し込み、殺風景なのにどこか幻想的な空間です。チェロクが踊り始めると、観ているこちらも一気にこの空間に引き込まれていきます。
長い手足を広げ高く舞い上がるチェロクは、スタジオを狭く感じさせ、ここから飛び出そうとする蝶のよう。美しく力強く踊る姿に、筆者もドクチュルと同じようにあっという間に心を奪われました。
このシーン以外でもチェロクが舞うシーンはどれも見どころです!

ソン・ガンはバレエ経験があった訳ではなく、チェロク役が決まってから約半年間、毎日練習に励んだそうです。踊っているシーンはプロによる吹き替え部分もあります。
それでも忙しいスケジュールの中、短期間で本物のバレエダンサーのように踊ったり自然な姿勢や振る舞いができるのは、ソン・ガンの努力の賜物に他なりません。

ダンスシーン以外でも、孤独で不安定だった青年から1人の大人としてダンサーとして成長を遂げていく変化を、繊細に丁寧に演じています。俳優としての留まることのない進化を見せつけられました。

見どころ2:ドクチュルとチェロク、年齢を超えた2人の絆に涙…

スンジュにマネージャーを命じられたドクチュルは、チェロクのコンディションや練習量、何をどれだけ食べたかなどを事細かにメモし、チェロクが風邪をひけば家までやってきて看病をしたり、毎朝モーニングコールをしたりと全力でサポートします。
そんなドクチュルに反抗的で生意気な態度をとるチェロク。スランプで焦りを感じている時におじいさんにバレエを教えなきゃいけない上にお節介まで…。そう思うのも無理はありません。
しかしドクチュルはチェロクを先生として心から慕い、厳しい練習にも必死について行きます。家に帰っても自主練習や体力作りを怠らず、熱心にバレエと向き合います。

23歳の先生と70歳の生徒という上手くいきそうにないデコボコな師弟関係。
しかしドクチュルのお節介な優しさは孤独だったチェロクの心を埋め、バレエに挑む姿は行き詰まっていたチェロクの未来を照らし、特別な絆を紡いでいくのです…。


ドクチュルを演じるパク・イナンは俳優歴50年以上のレジェンド。韓ドラファンなら必ず見たことのあるお父さん・おじいさん役の代表とも言えます。
滲み出てくるような大らかさや優しさ、お節介だけど憎めないかわいらしさなど、人々を虜にするドクチュルの人柄を魅力たっぷりに演じています。撮影当時の実年齢は75歳前後ですが、バレエシーンも凛々しくとてもカッコいいです!

見どころ3:夢に向かって努力する2人は認めてもらえるのか…

ドクチュルがバレエを習っていることを知った家族は、反対派と賛成派に分かれてしまいました。ただ憧れていたことに挑戦したいだけのドクチュルですが、そのせいで家族の間に亀裂が生じてしまいます…。

チェロクの母親はすでに亡くなっていて、ある事件を起こし服役中の父親は間もなく出所予定です。事件のせいで夢を断たれたチェロクの同級生ホボムは、チェロク親子をずっと恨んでいて、バレエに打ち込むチェロクの邪魔をし始めます…。

周囲から快い応援を得られない2人には常に葛藤や苦悩が付き纏いますが、それでもバレエへの情熱を失うことなく前に進み続けることができるのでしょうか。夢に向かう2人の努力は、崩れつつある家族の絆や友情を立て直すことができるのでしょうか。
応援しながら見守りましょう!

筆者の感想:これからの人生・生き方を考えさせられる感涙必至ドラマです

出典:PR TIMES

韓国語で「ナビ(나비)」は蝶のことで、「ナビレラ(나빌레라)」は蝶のように美しく羽ばたくという意味があります。
本作は美しいバレエの舞いを蝶に例えただけではなく、「夢に向かって強く美しく羽ばたけ」という強いメッセージが込められているのを、観た方は必ず感じることでしょう。


ドクチュルがバレエに挑むきっかけとなったのは、長年の親友が亡くなる時に言い残した後悔でした。バレエをやらないまま人生を終えることはできないと決心したドクチュルは、世間体や家族の反対や自分の限界にも負けず必死にバレエに打ち込みます。
筆者はその姿に大きく心を揺さぶられました。まだ余生について考える年齢ではありませんが、すでに諦めていることや本当はやりたいのにごまかしていることがあるからです。
きっとこのまま歳を重ねたら、いつか「やっておけばよかった」と思う時が来るでしょう。あなたにもそういうことがありませんか?
やりたいことや好きなことに常に正直でいられる強さを忘れないこと。簡単そうで意外と難しいのですが、そういう生き方が後悔のない人生につながるのではないかと、筆者はドクチュルの生き様から学んだ気がします。

またドクチュルの優しい言葉と思いやりの数々は、まるで広く深い海のように周囲の人を包んでいきます。その優しさがチェロクやホボム、孫のウノなど、明るい未来を描けなかった若い世代の背中も押していくのです。
きっとあなたもドクチュルの言葉に励まされ癒される瞬間があると思います。ぜひセリフの一つ一つまで大事に見て頂きたいです。

『ナビレラ~それでも蝶は舞う~』は2022年12月1日現在、Netflixにて視聴可能です。
また原作は韓国のWEB漫画ですが、日本でもピッコマで読むことができます。合わせてご覧になってはいかがでしょうか?

 
 

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