家族の葛藤2世代古い母と大人の娘

【義理両親との価値観の差】「1,000万をぽんと渡された」「中古品が宅急便で届く」みんなのエピソードが凄すぎた

2022/12/31

結婚して家族になったとはいえ、それまでは別々に暮らしてきた義理の両親。価値観に違いを感じることも少なくありません。サンキュ!モニターアンケートでは、20~50代の女性に義理両親との関係で感じた格差や驚いた出来事について聞いてみました。

ここがちがうよ!私と義実家

「義理の両親と格差を感じたことはありますか」という質問に「ある」と回答したのは、なんと半分以上。2人に1人は価値観の差を感じたことがあるという結果になりました。

内容は大きく分けると、お金の使い方・学歴への考え方・男女差・生活習慣の4つ。
そういった差や違いを「良い驚きを得た」と新鮮に感じる人がわずかながらいる一方で、「嫌な思いをしたことがある」というマイナスの意見がその数を大きく上回りました。

義理両親のどんなところに驚いた?

みなさんが感じたことがあるという「お金の使い方」「学歴への考え方」「男女差」「生活習慣」の4つの価値観の差。
ここからは、特に意見が多く集まった「お金の使い方」と「生活習慣」に対する驚きについて、みなさんの意見や体験談をご紹介します。

お金の使い方

生活をするなかで、どこにお金をかけるかはさまざまです。しかし使う金額があまりに大きいとびっくりしてしまいますよね。

納得できなかったお金の使い方

「割と高いものをぽんぽん買うこと。私はけちなので熟考したうえで結局買わないから」(30代)

「物が壊れたりなくなったらすぐ買い直せばいいとアドバイスを受けたこと」(30代)

「衣服や車などにはお金をかけず、旅行や経験に重きを置ききっている点。旅行に行く回数がすごいです」(40代)

「結納金や結婚にかかわるお金などまったく援助がなく、今後も一切お金の支援はできないと言われたとき」(40代)

反対に大事な場面でお金の出し渋りをされると、まるで自分が軽くあつかわれているように感じてしまうことも。お祝いごとは金額以上にお祝いする気持ちを表現する意味もあるため、まったく出さないと言われるのはさみしいですね。

楽しいお金の使い方

一方、格差を楽しんでいる人もいるようです。

「お正月のお雑煮に入れる海苔が高級すぎること。確か1枚3,000円だったと思います。その海苔をちぎってたっぷり入れるお雑煮がとてもおいしくて好きです」(40代)

「義理両親宅は筍が生える山を持っているので、春に筍堀りをさせてもらってすごく楽しかった」(40代)

驚き!1,000万円の出どころ

さらに、こちらは義両親のお金の使い方に一度は驚いたものの、その捻出方法に再び驚かされたという人のエピソードです。

「家を建てなさいと1,000万をぽんと渡された。我が家はド貧乏なのでとんでもないところに嫁いだと思いました。
そんな義理の母ですが、実は超節約家で毎日の生活を切り詰めてお金を貯めてくれていたのを後になって知りました。トイレの電気はつかないし、いろんなところの電球はないし、あらゆるブレーカーがおとされている。笑」(30代)

徹底した節約の元に渡されたお金だったんですね!
努力して貯めた大金をぽんと渡してくれるなんて、すごいことですよね。

生活習慣

「生活習慣は人それぞれ」ではあるのですが、コミュニケーションを取ろうとしてくれないことには困ってしまいます。

喜ぶ顔が見たいのに

「義理の両親にプレゼントを渡しても、その場で必ずあけてくれないことに驚きます。『あけていい?』と聞いてその場であけて喜ぶ姿を相手に見せるのが普通だと思っていました」(30代)

「お宮参りや七五三などの行事を一切しないこと。おめでとうも何もないのにビックリしました」(40代)

「お金の使い方」でもお祝いが一切ないことに驚いたという声がありました。せめて「おめでとう」の一言ぐらいは欲しいところです。

世代間のギャップ?

「年に数回親族が集まって、とってもいいお肉を使ったすき焼きやしゃぶしゃぶの会をします。実家はあまりおもてなしが得意ではなく人が集まるようなことがなかったので、人柄とお財布に感心します」(30代)

「毎年必ず年末に大量の餅をついて親戚などに配ること」(40代)

核家族化など時代の流れもあり、大勢の親戚が勢ぞろいする機会は当たり前ではなくなってきましたよね。

「義母から宅急便はよく届くが、リサイクルショップで買った中古品(ペットボトルカバー、お皿、洋服など)が届く。果物は夏でも常温で届いたりして傷んでいることが多い。ベーカリーのパンもそのままの状態で届く。
昔の方なので古いものでも大事にしようと思ったり、宅急便は万能だと思ったりしていて、考え方の違いがあると思う」(40代)

かつては物を豊富に持つことが豊かさの指標だった時代がありました。そういった世代差も影響しているのかもしれませんね。
同じような価値観からか、義実家に行ったところ「物が多くて驚いた」という人が多数いました。

「義理両親の家が汚すぎてビックリしました。荷物が沢山ありすぎて座る場所もないです」(40代)

「物が多くて、子どものものもそのまま残っていることです。我が実家はアルバム系以外全て処分してあるので、よけいに物の多さに驚きました」(30代)

インパクト大!?驚きの珍事

忘れられそうにないこんな驚きの出来事もあったようです。

「ホワイトシチューにこんにゃくがはいっていたこと。家庭それぞれだなと思いました」(40代)

「義父がかつら。黒髪と茶髪をその日の服に合わせて使い分けている」(40代)

おしゃれに気を遣うお義父さん……素敵です!

楽しんだり認め合ったりできる範囲での差や格差から、その後の人間関係に影響しそうな内容まで盛りだくさんでした。義理両親の息子である夫には、ぜひ価値観の違いの橋渡し役を担ってほしいところですね。

※『<サンキュ!>生活に関するアンケート』(2022/10/25~11/14実施、回答者78名)。

関連するキーワード

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND