もらったことがある人もいるかも?難読漢字「釦」はなんて読む?
2023/02/21
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる⁉難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「かねへん」の右に「口」で「釦」。あまり見かけない漢字ですね。
「かねへん」がつくからには金属でできているものがあてはまりそうですよね。
針(はり)や釘(くぎ)など、身の回りで使うものに「かねへん」が使われることも多いです。
もしかしたら、あなたの身の回りでも見つかるかもしれませんね。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は「ボタン」でした!
音読みでは「コウ」「ク」と読み、器物の口やへりなどにつけた金銀の飾りがもともとの意味だそうです。
そのうち洋服のボタンにこの字があてられるようになりました。「鈕」と書いても「ボタン」と読めますよ。
最近ではプラスチックのものが主流ですが、一昔前は金属製のものや貝製、木製のものなどもよく見かけましたよね。「ボタン」の音はポルトガル語からきているとされています。
年度末に洋服のボタンと聞いて思い出すのが「制服の第二ボタンをもらう」という習慣。私自身は女子高出身なので無縁でしたが、なかなかロマンチックで素敵だなと思います。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。