寒いとどうしてもなってしまうやっかいなもの!「皸」はなんて読む?
2023/02/04
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「軍」という字の右に「皮」で「皸」。
全く想像のつかない漢字ですね。
ヒントとしては、寒い時期によく見つけてしまうもの、でしょうか。あまり喜ばれないものです。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は「あかぎれ」でした!
形声文字なので、「軍」は音を表現しています。
古くは「あかがり」と言っていました。「あ」が「足」、「かがり」が「ひび割れ」の意味ですが、足だけでなく手のひび割れの意味にも使われるようになりました。
別字体で「皹(あかぎれ)」とも書きます。左右入れ替えても意味や読み方が同じって面白いですよね。
寒さでひび割れて痛くなるあかぎれ。乾燥などにより皮膚の弾力が失われるのが原因らしいです。水仕事の時に手袋を利用したり、保湿剤をぬったりしてケアしていきたいですね。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知っている?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。