山だけにあるとは限らない!難読漢字「山茶花」はなんて読む?
2023/01/21
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「山」に「茶」に「花」で「山茶花」。
山奥にしかない珍しい花なのかと思ってしまいますが、実はそうでもありませんよ。
ちなみに「茶花」だけだと「ちゃばな」と読み、茶室に飾る花のことになってしまいます。でも「やまちゃばな」と読むわけではないですし、茶花として使える花はたくさんあるから関係なさそうですね。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
答えは「さざんか」でした!
童謡「たきび」の歌詞にも出てくるので、名前はよく聞く花ですよね。
庭木になることが多く、見た目はツバキによく似ています。
ツバキ科の植物で、園芸品種が多いですが暖かい地方には野生種も自生しています。
「山茶花」の表記も中国語でツバキを指す「山茶」が由来。
もともと字の通り「さんさか」と呼んでいたそうですが、音が転じて「さざんか」になったそうです。
ツバキとサザンカはよく似ているものの、見分けるポイントがあります。一番わかりやすいのは、花が散った時。ツバキは花の根元から花全体がぼとりと落ちますが、サザンカは花びら1枚1枚がはらはらと散るのが特徴ですよ。
というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知っている?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。