【知っていると自慢できる!?】難読漢字クイズ「凩」はなんて読む?
2022/12/14
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「風」の外側の部分に「木」を組み合わせた形をしている「凩」という字。
なんだか変わった形をしていて、読み方なんて見当もつかないかもしれません。
でも実は見た目が大きなヒントになっていますよ。
「風」と「木」、この2つを組み合わせたらどうなるのか少し考えてみてくださいね。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は「こがらし」でした!
気象用語としては、晩秋から初冬にかけて太平洋側に吹く北寄りの風のこと。
俳句に詠まれる場合は、冬の季語です。
「こがらし」はもちろん「木枯らし」と書くこともできます。
木を吹き枯らすという意味ですが、実際には風のせいで木が枯れているわけではないですよね。
あくまでもそういうイメージだということでしょう。
「凩」という形は「風」と「木」を組み合わせてつくられた国字、つまり日本製の漢字です。「凪(なぎ)」や「凧(たこ)」も似たような発想でつくられた国字なんですよ。
なんとなく不思議な形に見えるのには、そういったわけがあったのですね。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知っている?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。