ヤナギとはいったいどんな関係が‥…?難読漢字クイズ「柳葉魚」はなんて読む?
2022/11/16
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、ライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「柳」と「葉」と「魚」で「柳葉魚」。
ヤナギと何か関係があるのでしょうか。
ほっそりとしてヤナギの葉に似た魚なのかな……というところまでは想像できますよね。
ただ、魚はそもそもほっそりとした流線形のものが多いですし、しぼり込むのが難しそうです。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は「ししゃも」でした!
「柳葉魚」の表記の由来は、アイヌの伝説にあるそうです。神様が柳の葉を魚にしたのが「ししゃも」なのだとか(諸説あります)。神秘的ですね。
「ししゃも」という発音も、この魚をさす「スス・ハム」または「シュシュ・ハモ」というアイヌ語からきているそうですよ。
北海道南東部が産地とのことですが、現在生息数が減っているそうです。そのわりには、市場などでひんぱんに見かける気がしますよね。子持ちししゃもはよく食卓にのぼります。
よく見ると、「カラフトシシャモ」と書かれていることが多いです。本物のししゃもとよく似ている魚ですが、別の魚なのだそうですよ。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友だちに「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。