待ちぶせが得意らしいよ!難読漢字「鮟鱇」はなんて読む?

待ちぶせが得意らしいよ!難読漢字「鮟鱇」はなんて読む?

2025/03/04

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの主婦でライター。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です...

>>>danngoの記事をもっと見る

知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

待ちぶせが得意らしいよ!難読漢字「鮟鱇」はなんて読む?

こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「鮟」と「鱇」で「鮟鱇」。画数が多くてやや見づらいですね。

2つの漢字はどちらも「さかなへん」がつくので、魚の名前か魚関連の言葉だろうと察しがつくはずです。

魚が好きな人は知っているかもしれませんね。知らなくても、字をじっと見てみるとわかってしまう可能性がありますよ。

さて、なんと読むかわかりましたか?

正解を知りたいかたは、もう少しスクロールしてみてくださいね。













正解は…

待ちぶせが得意らしいよ!難読漢字「鮟鱇」はなんて読む?

正解は「あんこう」でした!

「鮟鱇」の字は「アン」という音のある「安」と「コウ」という音のある「康」に「さかなへん」を組み合わせたもの。つくりの部分の音を素直に読めば正解になるのですね。

アンコウにはいろいろな種類がいますが、ほとんどが深海魚。一般的な魚はすばやく動けるよう流線形をしているものですが、アンコウの体は横に大きく頭でっかちです。

スピードを出して獲物を追いかけるのには向いていないので、エサは待ちぶせしてとります。

アンコウというと、頭の上で釣りざおのようなものをユラユラさせているイメージがありますよね。あのなぞの器官は誘引突起と呼ばれ、先に擬餌状体(ぎじじょうたい)というエサに見せかけたものがついています。

いわばルアーつきの釣りざおを動かしているようなもの。ここに寄ってくる獲物を待ちぶせして、近づいたときに一気に丸のみするのです。

そんな省エネモードで暮らしているため、動き回るマグロなどにくらべるとさっぱりした味になります。鍋にしても唐揚げにしても美味。淡白な身とは真逆の濃厚な肝も魅力ですね。

というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND