食べることもできるなんて!難読漢字「木瓜」はなんて読む?

食べることもできるなんて!難読漢字「木瓜」はなんて読む?

2025/02/26

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの主婦でライター。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です...

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知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

食べることもできるなんて!難読漢字「木瓜」はなんて読む?

こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「木」と「瓜」で「木瓜」。画数が少ない文字の組み合わせなので、なんとなく読めそうな気がするのではないでしょうか。

もしかすると「きゅうり」と思った人もいるかもしれません。確かに、「きゅうり」に「木瓜」の字をあてることもあり辞書にものっています。ただ、これはあまり一般的ではないので除外しましょう。

よく考えてみると「木」の字も「瓜」の字も大きなヒントになっています。いろいろと連想していくと、正解にたどりつけるかもしれませんよ。


さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。

正解は……

食べることもできるなんて!難読漢字「木瓜」はなんて読む?

正解は「ぼけ」でした!

ボケといっても「呆(ほう)けている」という意味のボケではありません。植物の名前です。

春になると愛らしい花を咲かせるバラ科の低木。中国原産で、平安時代ごろに日本に伝わったとされています。

5枚の花びらがある花が咲き、色は赤が多く白やピンクなどもあります。桜に比べると長く楽しむことができ、庭木としても親しまれています。

「木瓜」の字は、瓜(うり)に似た果実がつく木というところからきています。黄緑色の大きな実ができ、食べることも可能。酸味や苦みが強いので生食には向きませんが、ジャムやシロップ漬けなどにすると楽しめるそうです。

少し古い読みかたとしては、「もっこう」「もけ」「もっか」「ぼっか」などもあります。「もっこう」と読む場合は紋所の名前になってしまいますが、それ以外の読みだと「ぼけ」と同じ意味です。

というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

 
 

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