ふさふさしていてかわいい！難読漢字「栗鼠」はなんて読む？

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ！STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

サンキュ！STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「栗」と「鼠」で「栗鼠」。「栗」も「鼠」も見おぼえのある漢字ですよね。いきなり書くのは難しくても、この2つの漢字を単体で読むことができる人は多そうです。

わりと素直に「栗」に関係のある「鼠」を思い浮かべれば、答えにたどりつけると思います。かわいくて人気のある生きものですよ。

さて、なんと読むかわかりましたか？

正解を知りたいかたは、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……

正解は「りす」でした！

小さくてふさふさの尻尾がかわいいリス。ペットとして飼われることもありますよね。

「栗鼠」と書くのは、主にクリなどの木の実を食べるネズミみたいな生きもの、ということから。「栗」は「くり」、「鼠」は「ねずみ」と読むのですよね。

「栗鼠」を音読みすると「リッス」または「リッソ」となり、それが変化して「リス」と呼ばれるようになったとされています。

げっ歯目のリス科に属するリス。広い意味ではムササビやモモンガなどリス科の動物すべてが「リス」となりますが、一般的には「～リス」という名前がつく樹上性リスをそう呼ぶことが多いです。

日本に住んでいるのは、日本の固有種であるニホンリスと、北海道で見られるキタリス（エゾリス）、シマリス（エゾシマリス）です。さらには、鎌倉市内を中心にタイワンリス（クリハラリス）も多く生息しています。

タイワンリスは、ニホンリスより体が大きい外来種。鎌倉の寺や神社の木の上で動き回っているのを普通に見かけますが、現在は特定外来生物として駆除もされています。

どんなにかわいくてもタイワンリスが増えるのは困りもの。固有種であるニホンリスの生息域をおびやかさないことを願うばかりです。

というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知ってる？」と聞いて自慢してみてくださいね。

◆この記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。