冬でなくても見ることはあります!難読漢字クイズ「雪洞」はなんて読む?
2023/03/06
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「雪」に「洞」で「雪洞」。
すなおに読めば「せつどう」ですし、「せっとう」と読むことも可能です。
でもそれらの読みとは全く違った、ちょっと意外な読み方が存在するので考えてみてください。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は「ぼんぼり」でした!
童謡の『うれしいひなまつり』の歌詞にも登場する、薄い紙などのおおいがついた灯りのことですね。
お盆の時に飾るぼんぼりも存在するので、夏でも見ることがあるものです。
もともとは「雪洞(せっとう)」という、お茶席で湯をわかすための炉にかぶせておく和紙でできたおおいのことでした。雪でできたかまくらに似ているため、この字があてられたそうです。そのうち手で持てる大きさの紙や布のおおいつき燭台、という今の「ぼんぼり」のことを指すようになりました。
では「ぼんぼり」という音はどこからきたのでしょうか?
これは、灯りがほのかに見えることから「ほんのり」がなまって「ぼんぼり」になったとされています。「雪洞」という漢字表記は残り、当て字になっているわけですね。
というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知っている?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。