朝から事件の予感!雪慣れしていない地の積雪で出歩くには
2023/01/23
サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
毎年冬に雪国での大雪のニュースを見て「大変だな」と思っている私。
太平洋側の日本は気圧配置から考えると、積もるほど雪が降ることはめったにありません。
だからこそ、たまに起こる大雪にあわてがち。
実体験から、出歩く際の注意点をお伝えします。
長靴ではなくスニーカーを履かせる
雪を雨と同じように考えてしまって、長靴を履かせるのは危険です。
靴底がほとんど曲がらないためペタペタとした歩きになりがちで、踏ん張りがきかず滑りやすくなります。
底が柔らかく曲がり、滑り止めもついているスニーカーがおすすめ。
大人の場合、パンプスも危険です。
仕事の時でも雪の日くらいはスニーカーや登山用靴など、踏ん張りやすい靴で歩きましょう。
スニーカーは水がしみこみやすいのが欠点ですが、浴室乾燥機にかければ半日で乾きます。
乾いた雪の上を小股で歩く
スキーが特技の私。
上級者コースでも平気で滑ることができますが、裾野のゆるやかなコースではかえって注意が必要な時がありました。
というのも、平野部に近いので気温が高めで雪がぬれていることがあるからです。
表面が溶けかけて薄い水の膜ができると、乾いたサラサラの雪の上より断然滑りやすくなります。
雪の上を歩く時も同様、溶けかけている場所は避けるのが無難。
日がのぼってくると日当たりの良い場所の雪は解けやすくなるため、日かげを歩くのが正解です。
勢いをつけて歩くとそのぶん滑りやすくなるので、できるだけ小股でペンギンのようにちょこちょこ歩きましょう。
いつもより歩きに時間がかかるため、普段の倍近くかかると考えて早めに行動するのも大切です。
坂より階段を選び急勾配を避ける
どんなに良い靴を選んでも、どんなに慎重に歩いても滑ってしまう場所。
それが急な坂です。
写真の場所は坂と階段の両方がある変わった道。
こういった場所では階段を歩く方が滑りにくいです。
実はこの少し先はさらに坂がきつくなっていて、大雪だった日の下校時刻には一列に並んで歩いていた児童が一斉に転び数珠つなぎになって滑り落ちるという事件が。
私も慎重に歩いてはいましたが、少し尻もちをついてしまいました。
それ以来、雪が積もったらその道は避け、通学ルートではないけれど平坦な道に息子を誘導して一緒に帰ろうと心に決めております。
長期の天気予報によると、2月あたりに関東地方の天気が崩れやすくなるそうです。
気温によっては積雪もありうると思うので、今のうちから心の準備はしておきましょう。
◆この記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。
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