講師経験から考える!人前で緊張しにくくなる3つの方法

2023/05/04

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
学校教師や塾教師の経験がある私。
大勢の人の前で話すのが当たり前の仕事だったので、人前ではあまり緊張しないほうです。
慣れもありますが、経験から気づいた緊張しないコツを知っているのが大きいですね。
人前で話す時も緊張しにくくなる3つの方法をお教えします。

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予行演習をする

私が人前に出ても割と平気でいられるのは、経験によって「こうすればこうなる」というのがだいたいわかっているから。
逆に言うと、不慣れな場所でどんなことが起こるのかよくわかっていない場合は緊張しやすいです。
私も初めての場所で初対面の人を相手にするのは、結構ドキドキします。

何度か予行演習をして本番の雰囲気をつかんでおけば、ある程度は緊張しにくくなります。
できればその時に着る予定の衣装を身に着け、入場するところやおじぎをするところなどもやってみましょう。
さらに、家族でいいので誰かに見てもらうのも有効です。

「気分が上がってきた」と口にする

自分の出番が近づいて、いつ名前を呼ばれるのかと気が気でなくなることがありますよね。
そういう時に「落ち着け」とか「緊張するな」などと自分に言い聞かせていませんか。
するとよけいに心臓がバクバクしてしまうことが多いです。
なぜならそういった言葉を口にしたとたん、落ち着いていない自分や緊張してしまっている自分を意識してしまうから。

手のひらに人という字を書いて飲み込むというおまじないも、あまり意味がないように感じます。
一時的には気がまぎれますが、しょせんはおまじない。そのうちまたそわそわしだすことでしょう。

おすすめなのは、「気分が上がってきた」と口にするか頭の中で強く唱えること。
「アガる」のではなく気分が「上がる」とすりかえてしまうのです。
中高時代演劇部にいたのですが、公演の前は円陣を組み「やるぞー!」と気合を入れるのが常でした。
舞台裏でおおげさに飛び跳ねながら、「気合入ってきた!」なんて言う子もいましたね。
緊張を興奮に変えてしまうことで、落ち着こうとしなくても緊張を吹き飛ばすことができるのです。

目の前に野菜が並んでいると思う

いざ人前に出てしまった後は、自意識過剰にならないように気をつけてください。
「自分がどう見られているか」といったことは、あまり考えないことです。
とはいえ考えまいとするとよけい考えてしまいがちなので、いっそ目の前にいるのは人ではないと思い込みましょう。
いくつもある人の頭は、八百屋に並んでいる野菜(または果物)と思えばいいのです。

上手に話そうなんて欲張らず、ただ事前に練習した内容をロボットのように再現できればそれで充分。
落語家でもアナウンサーでもないのですから、少しくらい下手でも最後まで話し切れば問題ないと思います。

他の手段としては最初に「少し緊張しています」と白状する、親しい人を前の席に座らせてその人だけを見て話す、などというのもあります。
生活の変化でやむをえず大役を引き受けてしまった時、ご参考になれば幸いです。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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