家庭菜園の土壌からジャガイモを収穫する

「十勝の幼稚園パネェっす」4歳児クラスのじゃがいも堀りの収穫量に「業者並み」「うらやましい」の声

2023/11/08

北海道の十勝で暮らす、でら(十勝で子育てどうでしょう)さん(@aerolitkurofune)。「十勝の幼稚園パネェっす」というコメントとともに投稿されたのは娘さんのクラスが収穫した大量のお芋の写真。この投稿に多くの驚きの声が集まりました。

じゃがいも堀りの収穫量が業者並み?!

大自然に囲まれた北海道の十勝で子育てをされている、でら(十勝で子育てどうでしょう)さん。
「十勝の幼稚園パネェっす」というコメントとともに、でらさんが投稿した写真が話題となっています。
その写真がこちら。

「4才児でいも堀りをしました~。たくさん掘れたので欲しい方はご自由にお持ち帰りください」
という張り紙とともに、6つのケースに積まれたたくさんのジャガイモ。
こちらは、でらさんの5歳の娘さんのクラスが半日かけて芋掘りを行い、収穫したものだそうです。
北海道ならではの量、驚きですよね!
このエピソードについて、でらさんにお話を伺いました。

十勝の幼稚園でのじゃがいも堀り体験

さすが十勝…たくさんのジャガイモうらやましいです!
娘さんはお芋掘り後なにか感想をおっしゃっていましたか?

「娘は『楽しかった!お芋がいっぱいあって疲れちゃった。土がいっぱいついて、手も足もお洋服も汚れてびっくりした』と言っていました。その後もいろんな人に自分でとったじゃがいもを自慢げに渡していましたので、よほど楽しかったんだと思います」

たくさん汚れながらも、自分で採ったじゃがいもはやはり特別ですよね!
自慢げに渡す娘さん、とてもかわいいです。

じゃがいも尽くしの1カ月

子どもたちが小さな手で一生懸命掘ったと思うと愛おしいですね。
じゃがいもは持ち帰り、何かお料理されましたか?

「じつはわが家はたくさんじゃがいもをもらって帰ったので、この投稿が8月28日ですが、約1カ月かけてようやく食べきりました(笑)その間は妻が腕によりをかけて、じゃがバター、ポテトサラダ、ポテトグラタン、フライドポテト、ポテトチップス、炒め物にしたりとたくさん料理をつくってくれました。どれも絶品で子どもたちも毎日飽きずに食べてくれました!」

じゃがいも尽くしの1カ月だったのですね!
また、じゃがいもレパートリーの多さにも驚きます。

十勝での貴重な食育体験

幼稚園ではじゃがいも堀り以外にも、何か収穫体験や食育に関する行事があるのでしょうか。

「園ではジャガイモ以外にもミニトマトやサツマイモ、枝豆などを育てているようです。大きな畑なのでほかにもありそうですが、私が把握しているのはこれくらいですね。どれも子どもたちで収穫して持ち帰って食べています。じゃがいもも1種類ではなく数種類育てている本格派です(笑)」

さまざまな種類の野菜を育てているのですね。
じゃがいもも1種類ではないことに驚きます。

「またいっしょにすごしている友人も農家さんのお子さんがいるので、そういう環境自体、食育に一役かっているかもしれませんね。ちなみに、園以外にも、まわりに牧場や畑がたくさんあるので、作物が育っている様子や牛が飼育されている様子が見られるので、自然と食育になっている気がします」

牧場や畑に囲まれている環境、子どもたちにとってとても貴重な経験になりますね。

自然のなかですくすく育って欲しい

自然がいっぱいの環境、とても素敵だなと思いました。
お子さんには十勝でどのように育って欲しいですか?

「十勝では貴重な自然体験がたくさんできます。今回の収穫体験や牛や羊とふれあったり、鮭の遡上をみたり、凍った湖の上を歩いたり、白鳥の飛来を見たり…子どもたちにはそうした自然の営みを存分に見ることで、人間も自然の一部であり、多くの生き物や人のおかげで生きているんだ、とくに食べ物は多くの人の手間や生き物の犠牲のうえでできているんだということを理解してもらって、いろんなものや人に感謝する気持ちをもってすくすく育ってほしいと思っています」

十勝でのさまざまな自然体験にびっくりです。自然や食べ物へのありがたみは、大人の私たちでもつい忘れてしまいがちですが、子どもたちに食育の経験をさせてあげることは大人にとって大切な役目なのかもしれませんね。

取材協力:でら(十勝で子育てどうでしょう)さん(@aerolitkurofune)

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