友人の結婚式で突然求められたスピーチ。夫が話した「幸せな結婚」のカギを称賛する声が続出!
2024/02/02
えまたまさん(@tamaruema)がXに投稿したのは、友人の結婚式に参列した際のスピーチについて。突然マイクを向けられたにもかかわらず、えまたまさんの夫が話した内容は、万国共通の素晴らしい”夫婦円満の心構え”でした。お話をうかがいます。
夫の考える「幸せな結婚」
現在、カナダで暮らしているえまたまさん。
夫婦で参列した友人の結婚式についてXに投稿したところ、1.1万件以上のいいねを集めました。
披露宴が盛り上がる中、突然マイクを向けられたというえまたまさん夫妻。「幸せな結婚」のアドバイスを求められていたのだそう。そこで、えまたまさんの夫はスッと立ち上がり、ためらうことなく話し始めました。
「夫婦円満には2つルールがある。ルールNo.1 妻がいつも正しい」
スピーチを聞いて、会場はたちまち笑いに包まれます。
「ルールNo.2は、妻が間違っていると思ったら自分をひっぱたいて、ルールNo.1をもう一度読め」
つまりルールNo.1もNo.2も「常に妻の考えを優先するのが“幸せな結婚”のアドバイスだ」という内容でした。
「定番の結婚ジョークですが、万国共通の“平和への道”なのかもしれません」と投稿を締めくくったえまたまさん。
日本の結婚スピーチでも、妻の主導権が強い夫婦像について話が上がることは度々ありますよね。
投稿を受けて、コメント欄には「夫婦円満のためには大切なことですね」「ユーモアもあって素敵すぎます」などの声が寄せられました。
日本では定番ジョーク。カナダでは?
日本の結婚式のスピーチでは、妻を立てる夫婦像の話をすることは割りと「定番の結婚ジョーク」です。一方、えまたまさんから見てカナダではどれくらい「定番」なのでしょうか。
「カナダではそこまで定番ではないようです。
夫はどこかで聞いたことがあって覚えていたそうですが、結婚式の場で披露するような有名なジョークかというとそうでもないみたいです。
でも『marriage joke』で検索すると出てきますし、そのジョークが載っているTシャツも見つかったりします(笑)」
スピーチの内容として実際に扱われる頻度が高くないとしても、そういった夫婦像にほっこりと和む風潮は日本もカナダも共通の感覚なのかもしれませんね。
惚れ直した夫のスピーチ
スピーチを聞いて、えまたまさんはどのように感じましたか。
「とっさにスピーチができて、しかも一瞬にして笑いを取るという対応力に、ちょっと惚れ直した瞬間でした!
私は頭が真っ白になって何も言えないタイプなので『どうしよう』と焦っていたのですが、夫がノリノリでスピーチし始めてくれたのでホッとしました。
会場を盛り上げながらも、私への愛が伝わるスピーチですごく温かい気持ちになりました」
スピーチの内容は「妻の気持ちを大切にしよう」というもの。新郎新婦や会場、そしてえまたまさんのことも思いやる素敵なスピーチでしたね。
スピーチの反響は
スピーチを終えた後、会場や新郎新婦さんの反響はいかがでしたか。
「会場がドッと沸き、爆笑に包まれたのは覚えています。特に女性陣がすごくうれしそうでした」
その場にいた皆さんが幸せな雰囲気に包まれたんですね。えまたまさんの夫の素晴らしい機転に拍手です!
「新郎は、やさしくて奥さま愛が深い方で、自然にそのルールを実践していたと言っていた気がします」
ぜひこの先も愛情深い家庭を築いていってほしいですね。
「夫婦円満のルール」は守られている?
えまたまさん夫婦も、暮らしの中で「夫婦円満のルール」は守られていると思いますか。
「夫婦円満のルールは、実際80%くらいでしょうか(笑)
私は恐妻というわけではないので実際はいろいろ話し合って決めていると思うのですが、夫はいつも私のことを一番優先して考えて行動してくれているのを感じています」
結婚ジョークというかたちではありましたが、えまたまさんの夫が日頃から妻の気持ちを思いやろうと意識しているからこそ、瞬間的に出てきたスピーチだったのでしょう。
「妻がいつも正しい」というスピーチをしたえまたまさんの夫。夫婦の関係性が素晴らしいものであるからこそ盛り上がる結婚ジョークでした。会場の和やかな雰囲気が思い浮かびますね。
取材協力:えまたまさん(@tamaruema)
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