男女間のけんか

「何か手伝おうか」はNG!?円満夫婦が日常生活で絶対に使わない5つの言葉

2021/06/29

夫婦円満の秘訣はさまざまですが、今回は「言葉」に注目してみます。恋人・夫婦仲相談所の所長である三松真由美さんに、円満夫婦が日常生活で絶対に使わない言葉について教えてもらいました。

円満夫婦は使う「言葉」が違う!

仕事柄、毎月多くの夫婦のお話を伺います。夫婦の形は百組百通りですが、それで仲の良い夫婦に共通している点というのは、いくつかあります。たとえば、言葉。

パートナーを信頼し、思いやりをもって接する円満夫婦の会話のなかでは、不仲なカップルがふだん口にしてしまいがちなこと、やってしまいそうなことをあまり見かけません。

今回は、円満夫婦が言わないことをご紹介します。

円満夫婦が言わないこと1:「だから言ったのに……」

男のシルエットは混乱している見当がつかない手を縮める
Koldunova_Anna/gettyimages

何か失敗したとき、困った状態に陥ったとき、「自分にはわかっていたぞ」といわんばかりにこの言葉を言われたことはありませんか?

あるいは「やっぱりね。そうだと思ってた」と、後出しじゃんけんのように相手に言ったことはありませんか?

一見すると相手に共感を示しているような言葉に思えますが、実際には困っている相手、苦しんでいる相手に追い打ちをかけているだけの「傷口に塩を塗る言葉」です。

対して、円満夫婦が困っている相手にかけるのは失敗や苦難をダメ押しする言葉ではありません。「つぎ、気をつけよう」「あなたならきっとうまくいくよ」「私がついてるから」などの、くじけないための前向きな言葉です。

円満夫婦が言わないこと2:「何か手伝おうか?」

若いアジア家族のリビング ルームでの話
itakayuki/gettyimages

これは、私の主宰する恋人・夫婦仲相談所へ相談にいらしたある男性の言葉です。これを聞いて、じつは私もカチンときました。

「この前、妻がキッチンで夕飯をいそがしそうにつくっていました。そしたらベビーベッドで寝ていた赤ん坊が泣き出したんです。妻がたいへんそうだなと思ったので『何か手伝おうか?』と声をかけたら、妻にキレられました。僕は親切に申し出たのに……なぜなんでしょう?」

一見親切そうな「何か手伝おうか」という言葉には、妻を怒らせる2つの要素が入っています。

まず「何か」の部分。妻がいそがしく動いているその場にいて自分が何をすべきか、何が妻の助けになるのかを感じ取れないとのだとしたら、妻にとっては相当な残念な夫です。

さらに「手伝おうか」という他人事感満載な表現。「家事と育児は妻の仕事」という本心が透けて見え、さらに妻をイラっとさせるのです。

円満夫婦だったら「僕が○○やるね」と言うか、あるいは黙って先に行動に移しているもの。このような言葉が出てくることはないのです。夫たちよ、言葉より先に動け!

円満夫婦が言わないこと3:「言ってくれればやったのに」

夕食を食べるシニアカップル
byryo/gettyimages

「今日は時間がなくて掃除機をかけられなかったの」と話す妻に対して「言ってくれればやったのに」と反応する夫。

夫が妻を気遣っているように見えるこのやりとり。「何がNGなの?」と思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、これも仲良し夫婦では出てこない言葉です。

「言ってくれればやったのに」は、「言われないからわからなかった。だから仕方ない」と何もしなかった自分を正当化する言葉だからです。そして「言ってくれない君が悪い」のような責任転嫁も感じられます。さらには指示待ち態度も妻をイラっとさせるでしょう。

「言ってくれれば……」と条件つきで動くのではなく、相手のことをよく見ていて、必要だと気づけば“言われなくても”自分で行動に移すのが円満夫婦です。

円満夫婦が言わないこと4:「○○してくれない」

家事を手伝わない男性に欲求不満な女性
takasuu/gettyimages

「○○してくれない」というのは、何かを相手からしてもらうことを前提としていて、それが実現しなかったことへの不満を表しています。

相手から何かをしてもらうことを前提としている人は、やってもらって当たりまえ、やってくれなければ不満という気持ちになります。

ギブ&テイクのテイクばかりを求めていては円満夫婦になれません。よいパートナーシップを保てる人たちはテイクよりギブが中心。「してもらう」ことより「してあげる」ことを前提としています。相手に何かをしてもらうと、それが感謝や愛情の気持ちにつながっていくのです。

だから筆者は相談にきた妻たちに「してくれると期待するのが間違っている」と喝を入れています。むしろ「してくれたこと」をオーバーリアクションで褒めると、してくれることが増えるのです。このアドバイスで夫がいいほうに変わったという報告が続出ですので、ぜひ試してみてください。

円満夫婦が言わないこと5:「どうでもいいよ」 

年の差カップル
Milatas/gettyimages

妻「今日の夕ご飯何がいい?」
夫「どうでもいい」
妻「あ、そう……」

……夫婦のあいだでありがちなやり取りですが、「どうでもいい」と言われた妻の内心は「はあ?じゃあキャベツの千切りだけ食っとけ!」と荒れ狂っていることでしょう。

「どうでもいい」は対象となるものへの無関心や、投げやりな気持ちを表す言葉。「自分にとくに意見はないので、あなたに任せます」という意味で使うかたもいますが、言われたほうはまるでむだなこと、取るにたりないことと思われている印象を持つので、決してうれしいものではありません。

円満夫婦が相手の問いかけや相談に対して、このような言葉を使うことはありません。たとえ自分には関心のない、関係ない話題であったとしても、話している相手に対して敬意があれば、このような言葉を返したりしないのです。

こう言うと「でも、食べたいもの言っても却下されるから」と反発する人もいるかもしれません。でも、それでもいいんです。却下されてもいいんです。

大事なのは問いかけにちゃんと向き合ったという姿勢であり、実際にそれをつくれるかどうかは別の話。どうしても食べたいなら、自分で準備すればいいのですから。

NGワードを頭から追い出せば何か変わる!

もし自分がこの5つに類似する言葉を使っていることに気づいたら、まずやめてみる!知らないうちに愛情を減少させるマイナスワードは頭の中から追い出してみてください。

3カ月後には「あれ、なんか、毎日ほんわかすぎてる。夫が(妻が)いい感じ」と実感できるはずですよ。


◆監修・執筆/三松 真由美さん
会員数1万3,000名を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」所長として、テレビ、ラジオ、新聞、Webなど多数のメディアに出演、執筆。夫婦仲の改善方法や、セックスレス問題などに関する情報を発信している。『堂々再婚』『モンスターワイフ』など著書多数。

 
 

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