何でも言い合える仲=円満夫婦は間違い!本当の円満夫婦が、パートナーに言わないようにしている言葉

2022/07/25

理想の夫婦関係と言えば「隠し事は一切なし」「何でも言い合える仲」というイメージがありますよね。しかし、「恋人・夫婦仲相談所」の所長である三松真由美さんには、相談所を訪れる人の話を聞いて「え、それ言っちゃったかあぁぁぁ」と思うことがあるそうです。

そこで今回は、本当の円満夫婦がパートナーに言わないようにしている言葉について教えてもらいました。

会員数1万3,000名を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」所長として、テレビ、ラジオ、新聞、We...

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あえて触れない話題、ホンネを把握するのが円満夫婦の基本

結婚生活の中には「言わぬが花」というシーンがあると実感しています。

夫婦関係を円満に保つには、あえて触れない話題や隠しておきたいホンネをお互いが肌感覚で分かっておくことが大事。

この記事では、4つのNG発言をご紹介しましょう。

NG発言1.相手のコンプレックスや弱みに関わる発言

ronstik/gettyimages

どんなに自信満々に見える人にも、人には言えないコンプレックスや悩み、弱点があるものです。それに触れる発言はできるだけ避ける。「え、そんなことがコンプレックス?」と思うような意外なことも、その人にとっては突つかれてほしくないことがあるのです。

例えば容姿や体形、身長、歯並び、頭髪や体毛の量など、見た目に関することは、女性を中心に気にするかたが多いのが実情。周囲からすればまったく気にならない「まつ毛の長さ」が本人にとっては重大な悩みだったり、男性には意外かもしれませんが「胸が大きい」ことに悩んだりする女性もいるのです。

傷ついているけれど、ごまかすために笑ってとぼける芸人肌なかたもいます。

学力や体力、運動能力、手先の器用さ、家事能力なども個人差があり、数字や成果などではっきり差がつくものなので、苦手な方にとっては触れられたくない点です。

たとえば男性は「運動能力が高い=かっこいい」と考えるかたが多い傾向があり、走るのが遅い、球技が下手なことに劣等感を持っている場合が少なくありません。一方で世間の価値観として、「家事能力が高い=女性として優れている」という風潮も根強く、料理下手な女性は劣等感を抱きがちです。

また、学歴、出身地、家柄、勤務先企業の規模や知名度など、その人のバックグラウンドにあたることがコンプレックスであることもあります。とくに男性の場合は勤めている会社の格や自分の職位、年収などがその人の価値であるように思われがちで、軽い冗談のつもりで年収のことなどをいじったり友人の旦那さんと比べたりすると致命傷になります。
その場では「へへへ、稼ぎが少なくてすんません、もし君に年収抜かれたら主夫になるよ」など柔らかく切り替えしてくれても本心はズタズタかもしれません。

アレルギーや病歴、持病などもセンシティブな話題ですので、他人から触れられたくない場合も多く、夫婦間であっても、話題にする際には細やかな配慮が必要です。

自分のコンプレックスや弱みについては、あえて口にしないことも多いので、最初はわからずに地雷を踏んでしまうこともあるかもしれません。しかし、そのときの相手の反応をよく見て、次からその話題を避けるなど、臨機応変な対応が必要です。

NG発言2.相手の血縁に対するネガティブな意見

1 つのカップル男性と女性で耳囁く
OSTILL/gettyimages

よくある失敗例が、「パートナーがいつも自分の親の悪口を言っているので、つい一緒になって自分も義父母の悪口を言ったところ、パートナーに本気でキレられた」というパターン。

自分が身内を否定するのはOKでも、なぜかそれを他人から言われると気分を害するのが人間の感情の複雑なところです。相手の言う「悪口」に100%同意だったとしても、そこにはあえて便乗せず「そんなことないと思うよ」「そうでもないよ」とやんわりと擁護に回るのが、賢い会話術です。

「だよね、あなたのおかあさん、いつも暗くてむっちゃ意地悪ー」と同意したら「お前が言うな!」となる可能性があるのです。

NG発言3.相手の価値観を否定する言葉

2 つの手信号発生親指アップと下向き親指
zakokor/gettyimages

人によって、大切に思うもの、正しいと思うものは異なります。価値観はそれぞれが生きてきた背景の中で作られてきたものなので、十人十色です。ある人にとってはくだらないものが、別の人にとっては最も大切なものであることもあります。

相手の価値観が自分と異なるな……と思ったときは、決してそれを否定してはいけません。最近は、国際情勢、日本の政治、子供の教育、コロナ対応、ワクチンを受けるか否か、マスクを付けるか否かなどなど、価値観の違いがはっきり出るテーマが日常に転がっています。

「それは私と違うね」「そういう考え方もあるんだね」と違いを認めるのは構いませんが、「それっておかしいよ」「それは間違ってるよ」と否定する言葉は口にしないほうが賢明です。否定したところで、人の価値観は簡単に変わりません。否定するのではなく、違いを認めたうえでそれを尊重し、同意できないとしても、違いを受け入れてあげることで円満を保てます。

価値観のすり合わせはむずかしいものですが、適切な言葉を使いこなし、イライラ感を減少させましょう。

NG発言4.自分の価値を下げるような言動

問題を抱えた人の頭のシルエット。
tadamichi/gettyimages

相手に関することだけでなく、自分に関することでも言わないほうがいいことがあります。

例えば過去の恋愛歴。「既婚者と付き合ってたことがある」「彼氏に自分の浮気がバレて、修羅場になったことがある」「友達にお金借りて踏み倒した」といった話は、聞かされるほうがうれしい話ではありません。

本人は自虐ネタのジョークや失敗談として披露したつもりでも、相手は「不倫に対して抵抗感がない、倫理観の低い人間なんだ」とか「え、じゃあこれからも浮気をするような不誠実な人なのかな」「お金にだらしない」「友だちを裏切る」と思ってしまう可能性があります。

自分を辱める話題を披露することで、評価は下がることはあっても上がることはない。言わないほうが賢明です。

多くの人が不快に感じる、人として正しくない行いであると考えられる行為はしないことが基本ですが、もし過去にしてしまったとしても、謝罪のとき以外にあえてそれを公言する必要はありません。

夫婦関係の正解はひとつじゃないし、正解も永遠ではない

夫婦の会話は、そのときどきで生まれてくるものなので「これが正しい」「これがマスト」といった正解はひとつではありませんし、その正解も永遠に同じではありません。現時点の環境によって刻々変わります。

大事なことは相手の話をいい加減に聞かないこと。

言葉をよく聞くことはもちろんですが、表情やしぐさなどもよく見て、言葉の裏にある気持ちを感じ取るワザも要ります。自然と触れないほうがいいことがわかってきたときが「本当の夫婦になれた」ときです!


◆監修・執筆/三松 真由美
会員数1万3,000名を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」所長として、テレビ、ラジオ、新聞、Webなど多数のメディアに出演、執筆。夫婦仲の改善方法や、セックスレス問題などに関する情報を発信している。『堂々再婚』『モンスターワイフ』など著書多数。

三松真由美さん最新刊「夫とだけ、感じません」発売中

出典:Amazon

 
 

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