第11話「ウチの子は絶対に悪くないんです」たまやっちを返してくれない

【漫画】第12話「ウチの子は絶対に悪くないんです」うらやましくなるから、とられて当然!?トンデモ理論が飛び出し話し合いは大混乱

2023/10/23

Instagramで人気のコミックエッセイ「ウチの子は絶対に悪くないんです」の第12話。楽しく学校生活を送っていた小学3年生のミヨちゃんは、ある日突然、同級生のサヤちゃんに嫌がらせの手紙を送ったり、うしろから押したと濡れ衣を着させられました。サヤちゃんのお母さんは謝罪を要求していますが、証拠の手紙もなく、ミヨちゃんも嫌がらせを否定をしているなか謝罪をするのは納得がいきません。

その後本人たちと双方の親、担任の先生、さらに学年主任の先生も同席し話し合いの場が設けられましたが、思い込みが激しいサヤちゃんのお母さんは、ミヨちゃんに対して執拗に謝罪を要求してきます。それでもミヨちゃんは必死に否定しましたが、真相がわからないままこの日の話し合いはこれで解散となりました。そして数日後、またしてもサヤちゃんはミヨちゃんから「嫌な手紙」が届いたと訴えますが、手紙はサヤちゃんが自作したことが発覚しました。サヤちゃんは嘘をついたこと認めますが、全く反省している様子はなく…。さらにサヤちゃんのお母さんは、「うちの子は悪くないですからね」とのたまいます。結局、サヤちゃんもサヤちゃんのお母さんも謝らないまま、話の収拾がつかなくなって話し合いは終わりに。なんともモヤモヤの残る結果となりました。

その帰り、担任の先生が、昨年サヤちゃん親子が起こしたある事件のことを教えてくれました。それはサヤちゃんが2年生のとき、りえちゃんという女の子との間に起きたできことです。ある日、りえちゃんとりえちゃんの友達と公園で遊ぶことになったのですが、その集まりにサヤちゃんはおかあさんとと一緒にやってきました。りえちゃんたちは、お母さんと一緒に現れたサヤちゃんに困惑しましたが、サヤちゃんのお母さんにみんなで「たまやっち」で遊んでいると説明しました。すると、サヤちゃんのお母さんは「たまやっち」を持っていないわが子をのけものにしていると勘違いし激怒。その日は仕方なく、りえちゃんが「たまやっち」を貸すことにしましたが、帰る時間になってもサヤちゃんは「たまやっち」を返してくれませんでした。

次の日、りえちゃんが学校でたまやっちを返すように言っても、サヤちゃんは逆ギレし返してもらえませんでした。そんなやりとりがあり、りえちゃんがほかの友人に「もうサヤちゃんと一緒にいたくない」と話しているのを本人に聞かれてしまい…。サヤちゃんは、悪口を言われたとお母さんにいいつけ、双方の親が呼ばれて話し合いになりました。激昂するサヤちゃんのお母さんに、りえちゃんのお母さんは、さやちゃんが「たまやっち」を返してくれないことを指摘しましたが、サヤちゃんのお母さんはりえちゃんに「あなたがサヤに無理やり渡したんでしょう!」と言って非を認めようとしませんでした。

そこにりえちゃんの友達がやってきて…

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話し合いの最中にりえちゃんの友達がきて、サヤちゃんが嘘をついていると証言してくれました。サヤちゃんは嘘をついたことを認めますが、自分は悪くないと主張します。はたしてサヤちゃんの言い分とは…。



サヤちゃんのくちから「うらやましくなるから、とられて当然」というとんでも理論が飛び出します。捨て台詞のようにサヤちゃんのお母さんが「あんなおもちゃ返すわよ!」というも、サヤちゃんはそれを拒否します。



サヤちゃんは「返してしまったら二度とたまやっちで遊べない」とこの期に及んで返すことを拒否しました。サヤちゃんの家庭では娯楽性の高いおもちゃは買わない方針のようで…とはいえ借りたものを返さないのは論外ですよね。りえちゃん親子は、サヤちゃん親子のあまりの言い分に呆れ果ててしまいました。

親が買ってあげたいおもちゃと子どもがほしいおもちゃは必ずしも一致しません。子ども時代にほしいものを買ってもらえないと、その反動として大人になってから物欲が抑えられなかったり、収集癖がついたりといったケースが出てくることもあるようです。

おもちゃを買い与えるときは、子どもとよく相談し、両極端にならないことが大事ですね。そして、子ども同士のおもちゃの貸し借りはトラブルのもとにもなるので、やはりやめておくのが一番の防衛策になりそうです。

 
 

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