Instagramで人気のコミックエッセイ「ウチの子は絶対に悪くないんです」の第9話。楽しく学校生活を送っていた小学3年生のミヨちゃんは、ある日突然、同級生のサヤちゃんに嫌がらせの手紙を送ったり、うしろから押したと濡れ衣を着せられました。サヤちゃんのお母さんは謝罪を要求していますが、証拠の手紙もなく、ミヨちゃんも嫌がらせを否定しているなか謝罪をするのは納得がいきません。
その後、ミヨちゃん、サヤちゃん、お母さんたち、担任の先生、さらに学年主任の先生も同席し話し合いの場が設けられましたが、思い込みが激しいサヤちゃんのお母さんは、ミヨちゃんに対して執拗に謝罪を要求してきます。それでもミヨちゃんは必死に否定しましたが、真相がわからないまま話し合いは解散に。そして数日後、またしてもサヤちゃんはミヨちゃんから「嫌な手紙」が届いたと訴えますが、証拠となる手紙の筆跡から、サヤちゃんが自作したことが発覚しました。サヤちゃんは嘘をついたこと認めますが、全く反省している様子はなく…。さらにサヤちゃんのお母さんは「うちの子は悪くない」「そうさせたその子が悪い」というとんでもない言葉をぶつけてきたのです。
結局、サヤちゃんもサヤちゃんのお母さんも謝らないまま、話の収拾がつかなくなって話し合いは終わりに。なんともモヤモヤの残る結果となりました。
その帰り、担任の先生はミヨちゃんが親子を呼び止め、ミヨちゃんがやったと決めつけてしまったことを謝罪しました。そして、昨年のサヤちゃんの担任の先生から聞いたある事件のことを教えてくれました。
それはサヤちゃんが2年生のときのこと。りえちゃんというやさしそうな女の子と友達になりました。ほかの友達と放課後に公園で遊ぶ約束をしたりえちゃんは、その場の成り行きで、今まで一度も遊んだことがないサヤちゃんも遊びに誘うことに。りえちゃんと友達は公園で「たまやっち」というおもちゃで遊びつつ、少し不安な面持ちでサヤちゃんの到着を待ちました。すると、サヤちゃんはなんとお母さんと一緒にやってきたのです。
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お母さんと一緒に現れたサヤちゃんに困惑するりえちゃんたち。サヤちゃんのお母さんに「たまやっち」で遊んでいると告げると…。
「たまやっち」で遊ぶと聞いたサヤちゃんのお母さんは、「たまやっち」を持っていないサヤをのけものにするつもりなの!?と激怒。仕方なくりえちゃんが「たまやっち」を貸すことを申し出ます…。
初めて「たまやっち」にふれたサヤちゃんはとても嬉しそう…。りえちゃんはなんだか嫌な予感がしました。その予感は的中し、サヤちゃんは帰る時間になっても「たまやっち」を返してくれません。お稽古に遅れるからと、そのままりえちゃんの「たまやっち」を持って帰ってしまいました。
次の日、りえちゃんが「たまやっち」を返すよう言いましたが、サヤちゃんはごねて返してくれそうにありません…。
子ども同士でおもちゃの貸し借りをすることがあると思いますが、トラブルに発展するケースも多いようです。特に、高価なおもちゃやゲームソフトを借りてなくしてしまった場合は、相手の親に弁償してほしいと言われることも。子どもにはおもちゃの貸し借りの危険性を伝え、話し合っておきましょう。貸し借りのルールを決めるのもおすすめです。