【漫画】最終話「ウチの子は絶対に悪くないんです」因果応報!?サヤちゃん親子に起きたこととは…そしてその後の話
2023/10/23
Instagramで人気のコミックエッセイ「ウチの子は絶対に悪くないんです」の最終話。楽しく学校生活を送っていた小学3年生のミヨちゃんは、ある日突然、同級生のサヤちゃんに嫌がらせの手紙を送ったり、うしろから押したと濡れ衣を着させられました。サヤちゃんのお母さんは謝罪を要求していますが、証拠の手紙もなく、ミヨちゃんも嫌がらせを否定をしているなか謝罪をするのは納得がいきません。
その後、本人たちと双方の親、担任の先生、さらに学年主任の先生も同席し話し合いの場が設けられ、思い込みが激しいサヤちゃんのお母さんは、ミヨちゃんに対して執拗に謝罪を要求してきます。それでもミヨちゃんは必死に否定しましたが、真相がわからないまま話し合いは解散に。
そして数日後、またしてもサヤちゃんはミヨちゃんから「嫌な手紙」が届いたと訴えますが、その手紙はサヤちゃんの自作であったことが発覚しました。サヤちゃんは嘘をついたこと認めるも、全く反省している様子はなく…。さらにサヤちゃんのお母さんは、「うちの子は悪くないですからね」とのたまいます。結局、サヤちゃんもサヤちゃんのお母さんも謝らないまま、収拾がつかなくなって話し合いは終わりに。なんともモヤモヤの残る結果となりました。
その帰り、担任の先生が、昨年サヤちゃん親子が起こしたある事件のことを教えてくれました。それはサヤちゃんが2年生のとき、りえちゃんという女の子との間に起きたできことです。ある日、りえちゃんとりえちゃんの友達と公園で遊ぶことになったのですが、その集まりにサヤちゃんはおかあさんと一緒にやってきました。りえちゃんたちは、お母さんと一緒に現れたサヤちゃんに困惑しましたが、サヤちゃんのお母さんに「たまやっち」で遊んでいると説明しました。すると、サヤちゃんのお母さんは「たまやっち」を持っていないわが子をのけものにしていると勘違いし激怒。その日は仕方なく、りえちゃんが「たまやっち」を貸すことにしましたが、帰る時間になってもサヤちゃんは「たまやっち」を返してくれませんでした。
次の日、りえちゃんが学校でたまやっちを返すよういったらサヤちゃんは逆ギレし返してもらえません。そんなやりとりがあり、りえちゃんがほかの友人に「もうサヤちゃんと一緒にいたくない」と話しているのを本人に聞かれてしまい…。サヤちゃんは、悪口を言われたとお母さんにいいつけ、双方の親が呼ばれて話し合いをすることに。りえちゃんの友達が、サヤちゃんが嘘をついていると証言してくれましたが、サヤちゃんのくちから「うらやましくなるから、とられて当然」というとんでも理論が飛び出し…。さらにサヤちゃんはこの後に及んでおもちゃを返すことを拒否します。
ようやく口を開いた学年主任の先生ですが、結局「たまやっち」を返さないことには触れず、サヤちゃん親子の肩をもつかたちで強引に幕をひきまました。 さらに、いじめにつながる可能性があるとして、この件に関して 箝口令が敷かれたのだとか。違和感を覚えた当時の担任の先生が調べると、なんと学年主任の先生とサヤちゃんのお母さんは親戚であることがわかり、完全な身内びいきがおこなわれてたのです。その後、サヤちゃんはりえちゃんたちから避けられ、またひとりぼっちになってしまいました…。
それにしても、サヤちゃんはなぜミヨちゃんに嫌がらせをしたのでしょうか。じつはミヨちゃんが全く知らぬ間に、サヤちゃんから一方的な恨みを買ってしまっていたのです。
学校が終わってからも習い事の毎日を送るサヤちゃんが一人ぼっちで過ごしていると、友達と楽しそうに笑うミヨちゃんを見かけます。その時偶然、ミヨちゃんが友達と公園で「たまやっち」で遊ぶという話を盗み聞きし、りえちゃんから借りたままの「たまやっち」を持って合流しようと企みます。
しかし、ミヨちゃんたちは、公園では遊ばす家で遊ぶことに。そうとは知らず、公園でミヨちゃんたちを待ち続たサヤちゃんは、ミヨちゃんにダマされたと思い込み逆恨みをして嫌がらせの手紙事件を起こすことにしたのです。
そんなサヤちゃん親子に、因果応報とも言えるできごとが起きて…。
サヤちゃんの両親の離婚が決まり、サヤちゃんは転校することになりました、
りえちゃんが、転校する前にたまやっちを返してほしいというと…。
サヤちゃんは渋々返すこと了承しました。そんな態度のサヤちゃんに、りえちゃんはウソをつき続けるとだれもそばにいなくなると忠告します。学校の帰りにサヤちゃんの家に寄るとそこには、見る影もないサヤちゃんのお母さんがいました。
サヤちゃんのお母さんは、りえちゃんたちに今までの行いを詫びました。態度が変わったのは、りえちゃんのお母さんから噂が広がり、個人医院だったサヤちゃんのお父さんの患者は激減、噂を聞いたお父さんが激怒したからです。サヤちゃんのお母さんは医者の妻の座を失い、養育費ももらえないことに。サヤちゃんもりえちゃんに謝り、サヤちゃん親子は引っ越していきました。そしてミヨちゃんにもサヤちゃんから嘘をついたことを謝罪する手紙が届きました。
その後…、身内びいきをした学年主任は教師をやめたそうです。そして、離婚をしたサヤちゃんのお母さんは仕事に勤しみ、サヤちゃんはお母さんの固執から解放され、元気に暮らしているようです。離婚、転校して再出発したことが、サヤちゃん親子にとって良い方向い進んだようですね。