イジェウク【2024最新】出演ドラマ＆映画10選！「怪物新人」と呼ばれた演技の申し子イ・ジェウクの魅力を徹底解説！
2024/11/07
2018年に俳優デビュー。2022年に主演を務めたNetflixドラマ『還魂』が大ヒットし日本でも大きな話題になるなど、一気に世界中から注目を浴びる存在となったイ・ジェウク。キリッと男らしいビジュアルも非常に気になるところですね！
それではここから韓ドラマニアで韓ドラライターのJUMIJUMIさんに、イ・ジェウクの人気の秘密や魅力、これまでの出演作品などを詳しく解説してもらいましょう！
※本コンテンツはサンキュ！が制作した独自コンテンツです。記事内のリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、購入実績や会員成約などに基づいて収益を得る場合があります。
イ・ジェウク基本情報！
イ・ジェウクは1998年5月10日生まれ、ソウル特別市出身のO型。身長は187センチです。
高校生の頃に演技に興味を持つようになり、中央大学演劇学科に入学。初めて受けたオーディションに見事合格し、そこで射止めたのが2018年のドラマ『アルハンブラ宮殿の思い出』のマルコ・ハン役でした。
登場時間は長くなかったものの強烈なインパクトを残したイ・ジェウクは、本作で主演を務めていたヒョンビンの所属事務所からのスカウトを受け契約を果たします。
2作目となる『恋愛ワードを入力してください〜Search WWW〜』で一気に認知度が急上昇！『ドドソソララソ』ではデビューからわずか2年というスピードで主演に抜擢されました。
そして2022年にNetflixで配信された『還魂』が大ヒットし、瞬く間にワールドワイドな人気を得るようになったのです。
その圧倒的な演技力からは貫禄すら感じますが、俳優歴はまだ6年、年齢もまだ26歳(2024年7月時点)というから驚きを隠せません！デビューからトップスピードで走り続けている大注目俳優です。
「怪物新人」イ・ジェウクの魅力って？人気の秘密は？
初めて受けたオーディションで合格！デビュー作でいきなり特別な存在感を残したイ・ジェウクは、視聴者だけではなく韓国芸能界全体を大いにざわつかせ「怪物新人」と呼ばれるようになりました。
そんなイ・ジェウクの魅力はやはり、ずば抜けた演技力！
デビュー作の『アルハンブラ宮殿の思い出』マルコ・ハン役と、２作目『恋愛ワードを入力してください〜Search WWW〜』のソル・ジファン役は、あまりにもキャラクターが違いすぎて、同一人物が演じていると認識できなかった人も多かったといいます。
3作目『偶然見つけたハル』で心に傷がある近寄り難い高校生を演じたかと思ったら、4作目『天気が良ければ会いにゆきます』では誰からも慕われる人当たりのいい優等生を演じていました。
作品ごとに全く違う印象で驚かせてくれるイ・ジェウクにハマってしまうのも納得です。
さらに身長187センチという抜群のスタイルで、男らしい顔の骨格からは色気が漂っています。キリッとした切長の目には引き込まれるような力があり、少し厚みのある唇もとてもセクシー！
一度見たら強く印象に残る、唯一無二のビジュアル力も人気の秘密です。ちなみに筆者はスマートで色気のある顎のラインと、低くて太めの声が大好きです。
イ・ジェウク出演ドラマおすすめTOP4！
「怪物新人」イ・ジェウクの出演作品の中でも、「まずはこれを見てほしい！」というおすすめTOP3がこちらです！
おすすめ1：『還魂』(2022)
舞台は歴史にも地図にも記されていない大湖国。
水の気の使い手である最強の女刺客ナクス(コ・ユンジョン)は、大湖国を守る術士たちと争う中で追い込まれ、最後の手段に「還魂術」を使います。本来ならその人が持つ能力と共に魂が入れ替わるはずですが、なぜか失敗…。
ナクスの魂は盲目で体の弱いムドク(チョン・ソミン)の体に入り能力も消滅。ナクスの体は魂のない死んだ状態になってしまいます。
能力が戻るまでムドクとして過ごすことにしたナクスは、名家のお坊ちゃんチャン・ウク(イ・ジェウク)に買われ使用人として働くことに。
出生に秘密があるウクは生まれてすぐに体の気門を塞がれ、病弱で水の気の術も習得できない体。わがままで怠け者な「何もできないお坊ちゃん」として知られていました。
しかしウクは「ムドクの中にナクスがいる」と見抜いていて、ムドクをわざと自分の側に置いていたのです。ナクスなら自分の塞がれた気門を開けると確信したウクは、ナクスに弟子入りを志願します！
こうして秘密の師弟関係となった2人は、それぞれの運命に抗いながらどのような成長を遂げるのでしょうか？壮大なスケールで描かれたファンアジーアクションロマンスです！
シーズン1から3年後が描かれた、シーズン2『還魂：光と影』もお見逃しなく！
おすすめ2：『ドドソソララソ』(2020)
世間知らずなお嬢様ク・ララ(コ・アラ)は、音楽大学卒業と同時に専攻していたピアノをキッパリやめ、お見合い相手との結婚を決意！
しかし結婚式当日にたった1人の家族である父親が逝去し、結婚相手にも逃げられ、家も財産も失ってしまいます。
人生どん底のララは、SNSでいつも自分を応援してくれている「ドドソソララソ」という人を頼ろうとウンポという町に向かいますが、途中で交通事故を起こしてしまいます！
事故に巻き込まれた青年ソヌ・ジュン(イ・ジェウク)は、怪我をしたうえお金もなく頼れる人もいないララを放っておけず、ララの身の回りの世話や入院費などの肩代わりをする羽目に…。
ウンポの町で新たな人生を踏み出そうとするララと、様々なアルバイトをして必死に働く謎多き青年ジュン。借金から始まった2人の関係はどうなっていくのでしょうか？
優雅なピアノの音色とクラシックの名曲も楽しめる、田舎町を舞台にした癒し系ラブコメディーです！
おすすめ3：『予期せぬ相続者』(2024)
継父から虐待を受け地獄のような環境で育ったハン・テオ(イ・ジェウク)は、人並外れた野心と、鋭い頭脳、冷徹なまでの理性を持っていました。
新生活を始めたテオは転校先の高校で、韓国随一の財閥カンオグループの婚外子カン・イナ(イ・ジュニョン)と出会います。カンオの名前を武器に周囲を威圧し、やりたい放題のイナですが、家庭では婚外子という理由から存在すら認めてもらえません。
これまでの環境から抜け出しトップに立ちたいという共通の夢を持つテオとイナは、同盟を組むことに…。
大学に入ったテオとイナは、借金まみれの母親に苦しめられながらも懸命に生きるナ・へウォン(ホン・スジュ)と出会います。美貌と知性を兼ね備えたへウォンもまた、この環境から這い上がりたいと願う野心的な女性でした。
3人はカンオグループを乗っ取りトップに立つという大きな野望を胸に、危険な状況へと踏み込んでき…。
『予期せぬ相続者』はDisney+にて視聴可能です。
おすすめ4：『恋愛ワードを検索してください~Search WWW~』(2019)
ポータルサイト業界トップの「ユニコーン」でサービス戦略本部長をしていたぺ・タミ(イム・スジョン)は、代表理事ソン・ガギョン(チョン・ヘジン)に不当に解雇されてしまいます。信頼する先輩だったガギョンに裏切られたタミは、業界2位の「バロ」からのスカウトを受け入れることに。
バロに入社しユニコーンに勝つための戦略チーム長になったタミ。しかしそれを受け入れられないソーシャル本部長チャ・ヒョン(イ・ダヒ)は「半年でバロを1位にできなければ辞職して」と、タミに激しく反発します…。
ある夜タミは音楽制作会社社長のパク・モゴン(チャン・ギヨン)と出会い、お酒を飲んで一夜を共に。改めて再会するも、10歳年下のモゴンとの出来事を「なかったこと」にしたいタミに、モゴンは真正面からアプローチを開始し⁉︎
恋に仕事に大忙し！バリキャリアラフォー女性3人それぞれの、リアルな生き様が描かれた本作。イ・ジェウクはヒョンが欠かさず見ているドラマに出演している新人俳優ソル・ジファンを演じています。
イ・ジェウクその他の出演ドラマは？
他にもこのような作品に出演しています。作品ごとに全く違うイ・ジェウクを楽しむことができると思います！
『アルハンブラ宮殿の思い出』(2018)
工学博士で投資会社代表のジヌ(ヒョンビン)は、ARゲームの開発者から電話を受けてスペインのグラナダに向かいます。実際にそのゲームを体験したジヌは、これまでの物とは比較にならない価値を確信。
しかしライバルであるヒョンソクもそのゲームを狙っていて、さらに開発者も忽然と姿を消してしまい…！？
美しいグラナダの街を舞台に、サスペンス・アクション・ロマンスが融合した見どころたっぷりな作品。ヒロインのヒジュをパク・シネが、その弟セジュをEXOチャニョルが演じています。
イ・ジェウクはセジュのゲーム仲間マルコ・ハン役。本作が俳優デビューだとは到底思えない、強烈な存在感を残しています。
『偶然見つけたハル』(2019)
高校生のダノ(キム・へユン)は重い心臓病を抱えていますが、婚約者のギョン(イ・ジェウク)や学校のイケメンたちに囲まれ、少女漫画のヒロインのような学園生活を満喫していました。
しかしある時から急に、記憶が途切れたり未来が見えるという異変が起き始めます！
なんとダノが生きる世界は少女漫画「秘密」の中。ダノを含む全ての人々は漫画の登場人物で、しかもダノはヒロインを引き立てる脇役に過ぎなかったのです！
もうすぐ心臓病の悪化で死ぬという自分の設定を知ったダノは、ストーリーを変えようと奮闘！その鍵を握る名前もないエキストラ男子(ロウン)と出会い「ハル」と名付けると、そこからストーリーが動き始め…！？
ページをめくる音で場面が切り替わる、漫画の中という斬新な世界が楽しめる青春ファンタジーロマンス！
イ・ジェウク演じるペク・ギョンは、ダノとは幼馴染で親同士が決めた婚約者。ツンデレなギャップが魅力的なキャラクターです！
『天気が良ければ会いにゆきます』(2020)
ソウルでの理不尽な日々に疲れてしまったチェロ講師のへウォン(パク・ミニョン)は、高校時代を過ごした実家がある田舎町にふらりと帰って来ました。
へウォンの実家のすぐ近くで「グッドナイト書房」という書店を経営している同級生のウンソプ(ソ・ガンジュン)は、初恋の相手であるへウォンの帰省に密かに心を弾ませます。
ウンソプの誘いで高校の同窓会に参加したへウォンは、懐かしい友人たちと再会。またグッドナイト書房でアルバイトをしながら、新たな出会いや温かい人々との交流に心を動かされていきます。
しかしそんな中、へウォンとウンソプそれぞれが抱えていた「隠された過去」が動き始め、深い心の傷と向き合うことになり…。
田舎ののどかで優しい生活に心癒されるヒーリングラブストーリー。
イ・ジェウクは2人の同級生でみんなをまとめるリーダー的存在。地元の市役所に務めるジャンウを演じています。
『ムーブ・トゥ・ヘブン：私は遺品整理士です』(2021)
アスペルガー症候群で強いこだわりを持つ青年グル(タン・ジュンサン)は、父親と共に遺品を整理する仕事をしていましたが、ある日父親が急に亡くなってしまいます。
グルの後見人として突然現れたのは、これまで存在も知らなかった叔父のサング(イ・ジェフン)。サングは事件を起こし刑務所から出所したばかりの言わばゴロツキです。
一つ屋根の下で暮らすことになった叔父と甥。遺品整理の仕事も一緒にすることになりますが…。
遺品に残された故人の想いを遺族に届けるという遺品整理士の仕事を描いた感動作。イ・ジェウクは第7話に出演。サングの弟分スチョルを演じています。
『もうすぐ死にます』(2023)
就職浪人7年目のイジェ(ソ・イングク)は、何百回もの就職試験に失敗し、友人に騙されて全財産を失い、長年交際していたジス(コ・ユンジョン)とも別れることに。人生に絶望したイジェは、ついに死を選択してしまいます。
目覚めたイジェの前に現れたのは、自らを’死’と名乗る謎の人物(パク・ソダム)。’死’はイジェに、死ぬことを軽んじた罰を与えます。それは間もなく死ぬ12人に転生し12回の死の苦しみを味わうこと。しかし死ぬことを回避できたら、その人物の残りの人生を生きられると言うのです。
理解が追いつかないまま1度目の転生をしたイジェは、財閥テガングループの後継者パク・ジンテ(チェ・シウォン)の体に乗り移っていました。しかしそこは今にも墜落しそうな飛行機の中で…。
12回の転生を通して生きる意味を説いていく、重厚なファンタジースリラー。
イ・ジェウクはイジェが転生する人物のうちの1人を演じています。その他にも、イ・ドヒョン、キム・ジェウク、オ・ジョンセなど主役級の豪華俳優が出演！
その他に2020年『女神降臨』では、『偶然見つけたハル』のペク・ギョンとしてカメオ出演。
2022年『キスシックスセンス』では劇中に出てくる「ハル」という映画の主人公としてカメオ出演しています。
イ・ジェウクの出演映画は？
イ・ジェウクの出演映画は現在のところ１本のみです。今後イ・ジェウクの演技をスクリーンで見られるのを楽しみにしたいですね。
『長沙里9.15』(2019)
1950年、朝鮮戦争の真っ只中。北朝鮮軍の猛攻を受けて劣勢状態の国連軍は、仁川上陸作戦を成功させるための陽動作戦として「長沙理上陸作戦」を実施することに。しかしそこに動員されたのは平均年齢17歳、訓練期間も僅か2週間という未熟な学生兵でした…。
イ・ジェウクは射撃が得意な学生兵イ・ゲテを演じています。イ・ジェウクの他にもSHINeeチェ・ミノ、キム・ソンチョル、キム・ミンジュなど今をときめく若手俳優が出演しています。
イ・ジェウクの公式インスタ・SNS・ファンクラブは？
Instagramの公式アカウント@jxxvvxxkのフォロワー数は721万人！（2024/11/7現在）。ドラマ共演者との撮影中ショットや、ファッションモデルのようなカッコいいイ・ジェウクにも会えますよ。
イ・ジェウクが日本で一番行ってみたい場所は！？
イ・ジェウクの兵役は？もう行った？
イ・ジェウクはまだ兵役に行っていません。
韓国の兵役制度では原則満28歳の誕生日を迎えるまでに入隊しなければならないとされています。2024年5月に26歳になったイ・ジェウクは入隊期限までにはまだ時間があり、現在のところ入隊するという話は出ていません。
韓ドラマニアはイ・ジェウクのここに夢中！
イ・ジェウクは大学の演技学科への入学を目指し演技学院に通っていたそうですが、入学してからすぐに仕事が忙しくなり1年の1学期で休学しています。
韓国では大学でしっかり演技を学び俳優になる人も多いので、イ・ジェウクが演技を学んだ期間は非常に短いと言えるでしょう。その上いわゆる下積み時代もほぼありません。
またイ・ジェウクは役に対する没入力が尋常ではないことでも知られています。『還魂：光と影』の撮影時には、役柄に入り込みすぎた結果、感情が溢れ出して涙が止まらなくなるというメイキングシーンがありました。
また普段は明るく陽気なムードメーカーで、共演者ともふざけ合っていることが多いのですが、撮影開始の合図がかかった瞬間に何かが乗り移ったように目の色や表情が変わるのです。
わずかな期間でここまで突き詰められるものなのでしょうか？きっとイ・ジェウクは俳優になるために生まれてきた「演技の申し子」。彼の演技は教わったり経験を積んで習得したものというより、生まれ持ったセンスや才能。内側から湧き出てくるものなんだろうと感じさせられます。
演技が上手いのはもちろんのこと、心に残る印象深さまで付け加えてくる「小慣れ感」があるのがイ・ジェウクの魅力！次回作はどのような姿を見せてくれるのか、楽しみでなりません！
飛ぶ鳥を落とす勢いの韓ドラ界のスーパーエース、イ・ジェウクにぜひご注目ください！！
■執筆／JUMIJUMIさん…韓国留学を機に韓国の文化に魅了される。年間50作品以上の韓国ドラマを視聴し、またライターとして情報発信も積極的に行う。ただ作品の内容を説明をするだけでなく、食や生活様式など文化面から掘り下げた解説を得意としている。インスタグラムはjumistyle99。
