【洋服を減らす】捨てられない時期にやって効果的だった減らし方3選
2024/07/22
元々は捨てられない人で、200着以上の服を持っていたという整理収納アドバイザーのシンプリストうたさん。現在はオールシーズン25着ほどで着回せているのだそう。
そんなシンプリストうたさんに、洋服を減らすために特に効果的だった方法3つを教えてもらいました。
【前提】捨てられない時期は「基準」にこだわりすぎないでもいい
要不要を判断する時には「基準」を持つといいですが、初期段階では深く考えすぎると余計に混乱してしまうことがあります。
まずは気軽に楽しくやってみることが大事です。
はじめはうまくいかなくても、継続していくことで自然と技術や判断力が身につきますよ。
1.「何となく避けてしまう服」から間引く
なぜかよく分からないけど、「何となく避けてしまう服」はありませんか?
避けてしまうのには必ず着たくない原因があります。
そういった服は手放しても後悔する可能性は低いので、積極的に手放していきましょう。
余裕があれば、捨てる際に「避けてしまった原因」まで追求してあげると、その後の自分基準を構築しやすいです。
2.「クローゼットから全出しして戻す」をひたすら繰り返す
洋服を200着以上所有していた頃から、100回以上は全出し作業をしてきました。
全出し作業が億劫なのは、持ちすぎている証拠です。
どうしてもまとまった時間をとれない時は、「上段だけ」「一ケースだけ」と、範囲を小さく区切ってもOKです。
億劫にならない量まで減らすことを目標にしつつも、無理して捨てる必要もありません。
手に取ることで、着ていない服の存在に気づいたり、先月は迷っていたのに今月は手放すという判断ができることもありました。
出し入れの単純作業の中でも毎回何かしらの学びがあるので、ひたすら繰り返していくうちにクローゼットも変化していくでしょう。
3.迷った服は一旦着てみる
迷った服は、「迷いBOX」に入れる前に、着てみると効果的でした。
実際に着てみると、明らかに似合っていなかったり体型に合っていなかったりと、よくも悪くも「諦め」がつきました。逆に、「これいいかも!」と少しでも思った服は、とことん着倒して捨てよう!という意識が芽生えることも。
取りかかりの段階では頭だけで判断するのは難しいので、実際に着てイメージしてみることを意識してみましょう。
考えるよりも「実践」の積み重ねが大事
捨てる基準が分からない時期は、とにかく考えるよりも行動あるのみです。
捨て上手でも捨て下手でも、継続しないことには状況は変化しないので、悩むよりも続けることに集中してみてください。
全出し整理をしたからといって、何カ月も放置するのはNG。1着だけでも間引くことができないか、普段から意識してみることもポイントです。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部
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