ピンチはチャンス!元捨てられない女が捨てられるようになったきっかけ3つ
2023/11/17
整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんは、元はものを捨てられない人でしたが、結婚を機に一念発起し、数年かけて「シンプリスト」と名乗れるレベルにまでものを減らすことに成功したのだそう。
今回は、そんなうたさんに捨てられるようになった大きなきっかけを教えてもらいました。
- 【きっかけ1】妊娠後仕事をやめて孤独になったから
- 【きっかけ2】産後子どもに部屋を荒らされ家事が回らなくなったから
- 【きっかけ3】新居を構え俄然やる気がでたから
- ピンチはチャンス!本気になれば誰でも捨てられる
【きっかけ1】妊娠後仕事をやめて孤独になったから
今まで「時間がない」ことをいいわけにして先延ばしにしていた整理整頓でしたが、妊娠を機にフルタイムのパートをやめ、一気に暇になったことからはじまりました。
それだけでなく、職を失いお金もなく、当時は知り合いもゼロでひとり遊びにも慣れておらず、毎日孤独感を感じていました。どうにかしておうちを「自分のお城にしたい!」という追い込まれたのちの行動でもあったのです。
【きっかけ2】産後子どもに部屋を荒らされ家事が回らなくなったから
それでも汚部屋が平均的な物量になっただけでした。1度散らかれば片づけるのにも時間がかかり、まだまだシンプルな暮らしとはほぼ遠かったです。
人並みに片づいていた我が家でも、歩き始めたばかりの子どもに次々と荒らされてんやわんやの日々を過ごしていました。ここではじめて、散らかされないための整理を始めました。
子どもにケガをさせたらいけないと神経質になっていたこともあり、「床に置かない」というよりも、「床に置けない」という危機感をもって取り組んでいました。
【きっかけ3】新居を構え俄然やる気がでたから
娘の出産と同時期に、新居に引っ越しました。新居ということもあり、今までのマイナス要因とはまた違った、プラスの要因で整理整頓に励むことになります。
0歳と1歳のワンオペ育児をしながらだったので、サクサクは進みませんでしたが、それでも1日に1箇所は見直すと決めて取り組みました。
賃貸時代は何をすれば良いか、本や雑誌を見て、手探り状態でやっていましたが、この頃から「自分のスタイル」を少しずつ築けるようになってきました。
ピンチはチャンス!本気になれば誰でも捨てられる
このように、私の捨てきっかけは、ほとんどはピンチな状況から成り立っています。ピンチな状況を切り抜けられたからこそ、後半は楽しみながら整理することができました。
追い込まれた状況の中で、本気で自分を変えたければ誰でも捨てられるようになります。逆に言えば、子どもが生まれても新居を構えても本気で向き合う姿勢がなければ状況は一生変わりません。
一生「本当は捨てたいのになぁ」と思う人生よりも、捨ててすっきり過ごす人生を送れたほうが前向きに過ごせると思いませんか?
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部
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