先にやると後悔する!捨てられない人が「最初に片づけてはいけない場所」3選
2024/09/24
整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんは、かつては汚部屋の住人だったそう。どうにかして片づけたいと手当たり次第片づけていたみたいですが、最初に手をつけてしまったことで数々の失敗を繰り返したとか。
整理収納アドバイザーになったからこそ、その失敗の理由が見えてきたそう。理由とともに「最初に片づけてはいけない場所」について教えてもらいました。
1.キッチン
キッチンは、こまごました小物がほかの箇所よりも多く、使う点数も多いため判別に迷いがち。全部出したはいいものの、元にしまえずに挫折したという人も多い場所です。
まずは、それ以外の水回りから始めるのがおすすめ。トイレや洗面台、お風呂場などはキッチンに比べれば収納アイテムも少ないため、短時間で終わります。短時間で終わる場所を複数こなしていくうちに少しずつ片づけ力もレベルアップし、難易度の高い場所でもこなせるようになるでしょう。
2.子ども部屋
子ども部屋は散らかりやすい場所ですが、最初に手をつけるのはおすすめできません。自分のものも片づけられていないのに、子どものものから手をつけると不信感を持たれ、片づけに対してネガティブなイメージを植えつけてしまう場合も。
まずは、自分の持ち物から手をつけて行動で手本を見せてみることがだいじです。そんな姿を見て、子ども自身も「私もやってみたい!」と片づけに対して前向きになりやすいので、結果的に後回しにした方がうまくいくでしょう。
3.物置部屋
物置部屋はものの数も多く、努力に対して成果を感じにくいため、挫折しやすい場所のひとつ。地道な作業が多いため、つまらないと感じやすいのが難点。片づけに対しては、ポジティブでたのしいイメージを持つことが重要です。
まずはリビングやソファーまわりなど、自分が過ごす時間が長い場所から取り組んでみると目に見えて効果を感じ、モチベーションアップにもつながるでしょう。それだけでなく、段階を追って片づけることで作業スピードもアップし、ものの数が多くても短時間で片づられるようになりますよ。
まずはすぐにできそうな場所からやってみて!
ご紹介した3つの場所の共通点は、「アイテム数が多く、片づけの時間がかかってしまう場所」です。ものとひとつひとつ向き合う作業は心身ともに疲れやすく、片づく前に挫折してしまいます。
まずはカンタンですぐに片づきそうな場所からやってみてください。財布の中身やカバンの中からでもいいです。「できた!」の経験を増やすことで自信につながり、その後、多少困難なことがあっても乗り越えられる力をつけられるでしょう。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部