【業務スーパー】大人も子どももハマるインドネシア食材「テンペ」。本場の食べかたをご紹介します。

2025/08/26

業務スーパーで買えるインドネシア食材「テンペ」。内容量450gで375円(※2025年7月筆者購入時)ととてもリーズナブルなのですが、口コミなどを見てみると「ちょっと食べにくい味だった」というコメントもちらほら。

今回はインドネシア在住歴のある村中優が「テンペ」のレシピをご紹介します。日本人にも比較的食べやすい調理法となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

サンキュ!STYLEライター。コストコや業務スーパーで、海外グルメを探すのが趣味のアラフォー主婦ライター。3...

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栄養価も高い!「テンペ」ってどんな食べ物?

「テンペ(tempe)」は、煮た大豆をテンペ菌で発酵させたインドネシア伝統の発酵食品です。納豆と同じ大豆発酵食品ですが、独特の香りはありません。

「テンペ」はタンパク質や食物繊維、ビタミンB群などが豊富な食材です。それだけでなくコレステロールを含まないので、ヘルシー食材として注目されています。

出典:写真AC

現地ではリーズナブルなお手軽食材として、とてもよく食べられている「テンペ」。インドネシアの市場や手作り「テンペ」販売店などでは、バナナの葉に包まれて販売されています。

解凍後は早めに食べるのがおすすめ

業務スーパーの「テンペ」は、冷凍された状態で販売されています。そのため、調理する前に解凍する必要があります。解凍してからしばらく置くと「テンペ」特有の香りが強くなるため、解凍したらなるべく早めに食べるようにしてくださいね。

スパイスやニンニクがやみつき!「テンペ」の天ぷら

インドネシアでは、焼いたり、スープに入れたりするなどさまざまな方法で「テンペ」を食しています。筆者のおすすめは「Gorengan tempe(ゴレンガン・テンペ/テンペの天ぷら)」です。ゴレンガン・テンペは、日本で生まれ育った我が子たちも大好きな料理です。

インドネシアでは屋台料理としても人気のゴレンガン・テンペ。よりおいしく食べるためのちょっとしたコツがありますので、一緒にご紹介します。

「ゴレンガン・テンペ(Gorengan tempe)」のレシピ

材料
・「テンペ」(450g)
・揚げ油
・小ネギ2~3本:小口切りにする
・小麦粉100g
・米粉50g
・すりおろしにんにく20g
・コリアンダー小さじ1
・コショウ小さじ1
・塩小さじ1.5
・水200cc

コリアンダーはお家にないかたもいらっしゃると思いますが、カレーにちょい足しして使うこともできますので、ぜひ衣に入れてください。風味がよくなります。

まず、解凍した「テンペ」を薄く切ります。少し厚みを持たせて切るときもあるのですが、薄く切って衣のサクサク感との一体感を楽しみたいかたは可能な限り薄く切るのがおすすめ。我が家ではそちらの方が好評です。

「テンペ」と揚げ油以外の材料を混ぜて衣を作ったら、「テンペ」をくぐらせて揚げていきます。衣に小麦粉と米粉を使っていますが、米粉をなしにして小麦粉150gでも作れます。また、てんぷら粉などで作っても問題ありません。

塩分控えめにしてあるので、味が薄いと感じたらお塩をパラパラふりかけながら食べてみてください。

「テンペ」をおいしく食べよう!

ヘルシー食材ということで注目を集めた「テンペ」。今回はインドネシアの屋台料理「ゴレンガン・テンペ(テンペの天ぷら)」のレシピをご紹介しました。「テンペ」の独特の風味が気になるかたにも食べやすい料理なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

■執筆/村中優
コストコや業務スーパーで、海外グルメを探すのが趣味のアラフォー主婦ライター。3人の子ども(小学生2人&幼稚園児1人)、インドネシア人の夫と暮らしている。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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