学校の先生が生徒の自宅まで足を運ぶ家庭訪問。家に人を上げたくない…というママにとっては苦痛な行事かもしれませんね。「ウィメンズパーク」に寄せられた声を見てみると、学校によって家庭訪問時の先生の応対場所には違いがあるようです。
1. 家庭訪問は家のなかで
今回もっとも少数派だったのが、「家庭訪問は家のなかで」という声でした。先生に家のなかまで上ってもらったほうが、腰を据えてじっくりと話せますよね。また、家庭訪問をきっかけに家や部屋の掃除をするという声が多かったのも特徴のひとつです。
・じっくり話を聞いてほしいときは、家のなかまで先生にあがってもらいます。
・家庭訪問のときに「子どもの部屋をみせてもらいます」という考えの先生がいました。「先生がくるから、キレイにしなさい!」というと子どもは部屋を片づけるので、効果的ではありましたね。
・この機会に「キレイに掃除をしよう!」と思えるので、我が家にとっては一石二鳥です。
・先生が家庭訪問にきたら、私から「子どもの部屋を見ますか?散らかり放題なんですよ、まったく…!」というようなことをいって家のなかに案内しましたよ。そういうのって大事だと思います。
・家庭訪問で先生がくる日は家のなかがいちばんキレイになるときなので、重い腰を上げるいいきっかけになっています。
2. 家庭訪問は玄関で
「玄関で応対する」というたくさんの声のなかには、先生の方から事前に「玄関で」と通達されているところもありました。ママさん側から促さない限り、家のなかまで上がろうとする先生は少ないのかもしれませんね。
・うちの学校は玄関先。先生も家のなかまで入ってゆっくり話をする時間はないでしょうし、玄関先での立ち話で終わりにしています。
・家庭訪問はありますが、あらかじめ先生のほうから「お話は玄関先で」「お茶などは不要です」といった通達があります。
・家庭訪問で先生が家のなかに入ってきたことはないですね。新学期だととくに話すことはありませんし先生もいそがしいと思うので、いっそのこと「家の場所確認」だけでいいと思います。
・低学年までは家のなかまで先生に上がってもらって話をしていました。そのあとは玄関先であいさつをして、学校の様子を少し話す程度でしたね。
3. 家庭訪問?ありません
応対場所云々ではなく、そもそも家庭訪問がないという声も結構ありました。その代わりに学校側で面談や自宅確認などを設けているようです。子どものことを先生に聞ける場や機会がきちんとあれば、家庭訪問がなくても十分安心できますね。
・家庭訪問は希望制で、基本的には先生が生徒の家の場所を外から確認するだけです。希望する場合も応対するのは玄関先までとなっています。
・子どもの学校では2~3年前に家庭訪問はなくなりました。代わりに、先生たちが生徒たちの通学路や周辺の環境を確認しに行く日が設けられています。
・子どもが1年生のときから家庭訪問はありませんでした。家の場所を外からチェックすることもなく、代わりに個人面談の日が用意されています。
・うちの子の学校では途中から家庭訪問がなくなり、特別な相談などがある場合は前もって連絡をする形になりました。先生とは授業参観日のクラス懇談会でいろいろなお話ができますし、それで十分だと思います。
4. まとめ
家に人を上げたくないママにしてみれば、家庭訪問のない学校はうらやましい限りですよね。こればかりはどうしようもないことなので、本当に嫌な場合は「玄関先でお願いします」と事前に連絡してみるのもひとつの方法ですよ。
■文中のコメントは「ウィメンズパーク」から再編集したものです。