あなたも、他人事じゃない!「実家の片づけ」のよくある事件簿

2018/09/02

親が物を捨てられず、実家が物であふれていく一方……そんな「実家の片づけ問題」は、今や社会問題とも言えます。そして、いざ実家の片づけを始めたら、予想だにしない事件が起きることが!あなたの実家も、人ごとではありませんよ。

ケース1:縁切り事件

〝アイスのからのカップ〞を捨てるか捨てないかで口論になり、最後には親が「出ていけ!」と、まさかの親子の縁を断絶!ほかにも片づけを持ちかけただけで「死人扱いするのか」と激怒する親など、トラブルはつきません……。

ケース2:お金事件

親が亡くなり、業者に片づけを頼んだら、100 万円以上の請求がきてびっくり!実家の規模によっては300万円、500万円かかるケースも。だれが支払うか、きょうだい間でモメることも少なくないそう。

ケース3:時間事件

毎週休日を使って実家に通い、大量の物を整理……。数カ月から、長くは5年もかかったという人もいます。実家が遠方にあれば交通費も莫大に。自分の時間とお金を犠牲にして、むなしい気持ちになる人が多数。

自分の実家は大丈夫と安心は禁物。皆さんのご家庭でも起こりうることかもしれません。親も子も互いの心を理解することが「片づけ」の第一歩につながるのかもしれませんね。

●教えてくれた人
・安東英子先生(空間プロデューサー)
私生活では5人の母。5000軒もの家の片づけの悩みを解決し、メディアにもひっぱりだこ。『親の家の片づけ』など著書多数。

参照:『サンキュ!』9月号「ほうっておくとヤバイ!『実家の片づけ』」より。掲載している情報は18年7月現在のものです。イラスト/ Miltata 取材・文/妹尾香雪 編集/サンキュ!編集部

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