【連載】わたしたちも働きママン! 第7回
2018/10/17
測量会社で正社員勤務。地図データの編集作業を担当。長女(13 歳)と2人家族。9年前に離婚し、シングルマザーに
今回登場する読者は……小田恵子さん(仮名) (埼玉県 44歳)
小田さんの働きママン・ヒストリー
大学卒業後、百貨店などで働く。29 歳で結婚し、翌年長女を出産。産後6カ月で職場復帰。35 歳のときに離婚。36 歳でコンタクトレンズ工場のパートを退職。ハローワークでの職業訓練を経て現職に
震災が転機になり 測量会社の社員に
今回登場した小田恵子さんの 「これが知りたい」 Q&A
今回登場してくれた「働きママン」の質問に専門家が回答&アドバイス! 同じような悩みを持つかたも多いのでは?
<アドバイスは・・・ハナマルキャリア総合研究所上田晶美さん>
大学卒業後、流通会社へ就職、出産を機に退職し、94年より日本初のキャリアコンサルタントとして活動。3人の子どもを育てながら活動し、12年より、株式会社ハナマルキャリア総合研究所 代表取締役に。
Q:土曜日も毎週出勤する月があり、 口頭で月7日間休みが取れると 言われています。小さい会社で 就業規則があるかも不明ですが、 有給休暇を取れますか?
A 有給休暇は取得可能。会社に体の不調を伝えたうえで相談を
もちろん有給休暇は取得できます。労働基準法では、一定の基準を満たせば、パートやアルバイトでも有給休暇を取得できると定められています。体の不調については、会社側にも伝えていますか? 事情を話し、体調をみながら働くことを理解してもらいましょう。そのうえで、有給休暇の取得を相談し、申請しましょう。
Q:会社の了承を得てLINEスタンプ の販売などの副業をしています。 収入がいくらになったら確定申告が 必要ですか?
A 収入が少額であれば、申告しなくてもOK
近年会社員も副業が奨励される傾向で、関心を持つ人も増えていますね。確定申告については、金額が少なくても2カ所以上から収入がある人は原則申告が必要です。ただ、収入から経費を差し引いた額が20万円以下なら申告は不要です。ただし、副業で頑張りすぎると本業にも影響が及ぶので、健康を害さない程度にしましょう。
取材・文:神坐陽子
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