子どもに家事(お手伝い)を「させたい」理由&「させたくない」理由とは?
2019/04/16
あなたの家では子どもに家事のお手伝いを「させたい」と思っていますか? もしくは「させたくない」と思っているでしょうか?主婦197人に聞いたところ、ほとんどの人が子どもに家事のお手伝いをさせている、もしくはいずれさせたいと回答。「させたくない」も含め、どんな理由でそう思っているのか、ご紹介いたします。
ほぼ全員が子どもに家事をさせているorさせたいと回答
「子どもに家事(お手伝い)をさせているか? もしくはいずれさせたいと思っているか?」を聞いたところ、「子どもにすでに家事(お手伝い)をさせている」と答えた人は全体の47.8%、「いずれ家事(お手伝い)をさせたい」と答えた人は全体の45.2%。合計で93%にのぼりました。
子どもに家事(お手伝い)をさせたいorさせたくない理由とは?
子どもに家事(お手伝い)を「させている」もしくは「させたいと思っている」理由、「させたいと思わない」理由をご紹介します。
<家事(お手伝い)をさせているorさせたい>
「自分でお皿を洗いたいと言うようになったので。」
「料理に興味があるようなので、炒めものなどをさせています。」
「生活するうえで必要なことだし、将来、自分で生活するようになったときできないと困るから。」
「将来、男女関係なく、家事ができないと恥ずかしいと思うから。」
「家族の一員なので、家事には積極的に参加してほしいと思っている。」
「共働きなので、子どもも戦力になってほしい。」
「母親1人が家事をする時代ではないという意識を持ってほしいから。」
「コミュニケーションにもなると思うから。」
<家事(お手伝い)をさせたいと思わない>
「自分で家事ができるように教えてあげたいとは思うが、親のために手伝いをしてほしいとは思わない。」
「子どもには、子どもの今やるべきことがあるので、そちらを一生懸命頑張ってほしい。」
「家事の大変さは知ってもらいたいけど、子どもには勉強や習いごとなどに熱中してもらいたい気持ちも強い。自分のものだけ片づけてくれればそれ以上は求めない。」
どちらも「子どものため」を思っている
「家事(お手伝い)をさせたいと思わない」理由のほとんどは、子どもの本業に集中してほしいからでしたが、まったくさせたくないわけではなく、自分の身のまわりのことはできるようになってほしい気持ちは前提になっているようです。
子どもを家事(お手伝い)にどのようにかかわらせるか、人よって少しずつ違うけれど、基本的には皆、子どものためを思って一生懸命考えているのがわかりました。
(文・田谷峰子)
*サンキュ!モニター197人アンケート調査 2018年10月実施