【知っていると自慢できる!?】難読漢字クイズ「醴」はなんて読む?
2020/01/28
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
今回の漢字は「酉」に「豊」と書いて「醴」。一体どう読むのでしょうか?
部首から少し考えてみましょう。
「酉」は「とりへん」と読み、「お酒」の意味があります。「酒」の字にもこの部首が入っていますよね。
ということは、「醴」もお酒に関する漢字なのでしょうか。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は、「あまざけ」でした!
「あまざけ」って、漢字で書くなら普通「甘酒」ですよね。
まさか、一文字で表せるとは。
「酉」の部分は酒つぼの形、「豊」の部分はお酒をたっぷり入れた高坏(背の高い器)を表しています。
本来はお酒そのものの意味だったのが、変化したようですね。
ところで、甘酒って普通のお酒とは違うのでしょうか。漢和辞典には、「一夜で造るあまい酒」と書かれているものがありました。お酒と製法は似ているけれど、短時間でつくれるわけですね。
ちなみに甘酒は二種類あります。一つは、米と麹でつくった甘酒。酵母によるアルコール発酵はやらないので、ノンアルコール。もう一つは酒粕に砂糖を加えてつくる甘酒。微量のアルコールが含まれます。
以上、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターdanngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。