6割以上の主婦が食費を減らしたい!高くなりがちな食材と安く抑える工夫とは?
2020/07/28
主婦173人に「今、食費を減らしたいか?」聞いたところ、6割以上が「はい」と回答。では具体的に月いくらぐらい減らしたいと思っているのでしょうか?また、食費の中で高くなりがちな食材とそれにかかる金額とは?高くなってしまう食費を抑えるために工夫していることとは?くわしく聞きました。
今、食費がかさんでいると感じている人は6割以上
今、食費がかさんでいて減らしたいと思っているか?という質問に「はい」と答えた人は65.3%でした。
1カ月でいくらぐらい食費を減らしたいか?
食費を減らしたいという人に、1カ月で食費をどれくらい減らしたいか聞いたところ、いちばん多かったのは「5,000円」の40.7%、次に「1万円」の33.6%が続きました。
高くなってしまう食材とそれにかかる金額は?
「野菜に2万円。」
「肉や魚に2万円。」
「米代1万円。」
「朝食用のパン5,000円。」
「シリアルに2,000円。」
「アルコールに1万円ぐらいかかっていると思う。」
「乳製品だけで1週間で5,000円かかってしまう。」
「冷凍食品やお惣菜など加工品に5,000円ぐらい?」
「お弁当のおかずに1万円。」
「おやつに1万円かかってしまいます。」
「コンビニスイーツやコーヒーなど間食系に5,000円ぐらい。」
「しょうゆに1,600円、みそに1,500円。素材にこだわりがちで高くなってしまう。」
安く抑えてもしっかり食べられるように食費で工夫していることは?
食費を安く抑えながら、栄養バランスや満足感も大切にできるよう、食費で工夫していることを聞きました。
<買い物の工夫>
「買い物は週1回にしています。」
「買い物に行く回数を減らして、あるものを使い切るようにしている。」
「献立を決めてから買いに行く。」
「特売日にまとめ買いをして、無買デーをつくる。」
「買い物リストをつくり、それ以外は買わない。」
「買い物には1人で行く。子どもにねだられたりしないため。」
「スーパーに行くといろいろ買ってしまうので、ネットスーパーで1週間分まとめて注文。」
「空腹のときに買い物に行かない。」
「チラシアプリで安いお店をチェック。」
「安いからと買い過ぎない。」
<野菜代を抑えながらしっかり食べる工夫>
「旬の野菜を買う。」
「野菜は直売所で買います。安くて新鮮です。」
「家庭菜園でミニトマトやピーマンなど簡単につくれるものはつくる。」
「買い物リストの中の野菜が高かったときは、代用できる安い野菜を探します。」
「野菜は安くなっている規格外や傷ものなど訳あり品も買っています。」
「野菜は特売をメインで買い、冷凍できるものは多めに買って冷凍します。」
「うまくやりくりできないので、ダメになりやすい葉物野菜は使い切れる分だけ買うようにしています。」
「買ったら下ごしらえして、傷まないうちに使い切る。」
「葉物野菜が高騰しているときは、冷凍のほうれん草や豆苗などで乗り切る。」
「宅配の野菜ボックスは不作でも豊作でも価格が変わらないので、野菜が高騰しているときはおトク。」
<肉代を抑えながらしっかり食べる工夫>
「肉や魚は安い日にまとめ買いして、小分けして下味冷凍。」
「100gが100円以下のものを選ぶようにしている。」
「ひき肉は買わない。フードプロセッサーでミンチにしたほうが安いんです。」
<その他の食費を抑える工夫>
「冷凍食品は半額の日に買います。」
「豆腐、厚揚げ、こんにゃくなど、安く手に入る食材をしっかり使う。」
「缶詰を活用する。」
「ペットボトルの水を買うのをやめて、スーパーで水をくんでいます。」
「すぐ食べない分は冷凍したりして、食材のロスを出さないこと!」
「その日に食べるものは半額品を買ったり、買ったらすぐに冷凍する。」
「食べ慣れない、つくり慣れない食材は買わない。」
「食材や調味料は定番化するとムダな出費が減ります。」
<調理の工夫>
「もやしや豆腐をかさ増しに使ってます。」
「にんじんや大根の皮なども、かき揚げにするとおいしいと聞き、なるべく捨てずに使い切るようにしています。」
「ドレッシングや○○の素やタレは都度買っているとけっこうな金額になるので、なるべく同じ調味料でできる料理を考えたり、自分でつくる。」
みんな食費を抑えるために何らかの工夫をしている
食費を抑えるために何もしていないという人はほとんどおらず、ほぼ全員が何かしら工夫をしたり、心がけたりしていました。多かったのは、まとめ買いをする、安いときに買って冷凍保存する、直売所を利用する、低コストな食材を活用する、といった声でした。みなさんはいかがでしょうか?
(文・田谷峰子)
*サンキュ!モニター173人アンケート調査 2019年11月実施