半数以上の主婦が「月3万円以上貯蓄できている」と回答するも、家計が「ヤバイ」と思うことも。みんなの家計立て直し方法とは?
2020/08/14
毎月ちゃんと貯蓄できていますか?主婦233人に聞いたところ、半数以上が「月3万円以上貯蓄できている」と回答しました。
しかし、「家計がヤバイ!」と思うこともしばしばある様子。いったいなぜヤバイと感じ、ヤバイ状況をどう乗り切っているのでしょう?また、赤字家計から毎月貯蓄できる家計のなった人に、家計の立て直し方法も聞きました。
半数以上の人が月3万円以上貯蓄できている
今、月3万円以上貯蓄できているか?聞いたところ、「はい」と答えたのは全体の51.5%でした。
今、家計がヤバイと感じる理由とは?
今、月3万円以上貯蓄できている人も含め、「今、家計がヤバイ」と感じている人に、何がヤバイのか具体的に聞きました。
「4人家族で子どもは未就学児なのに食費が月6万円もかかってしまった!」
「子どもが塾に通いだし、塾代が高くてヤバイです。私学に進むとさらにヤバイ!」
「事情があって正社員からパートになったばかりで収入が激減。」
「食品や日用品も、少し高くてもラクに使えるものを選んでしまいがち。」
「出産予定なので赤ちゃんグッズなどの出費が多い。産休に入るので収入も減り心配。」
「不妊治療して高齢出産。これから教育費や住宅ローンもあり、老後が心配です。」
「スマホもテレビも壊れて30万円以上かかった。」
「使途不明金が多い。」
「貯蓄がない!」
年度末にヤバくなる特別出費とは?
出費がかさみがちな2月3月の年度末。ヤバイ原因になる特別出費を教えてもらいました。
「幼稚園の制服に4万円ぐらい。自分のセレモニー服もかかります。」
「中学入学にあたり制服、学用品に10万円かかりました。」
「春期講習やゼミもあり、何かとかかります。」
「子どもの通信教育の年会費の引き落としがある。」
「子どもが大学をたくさん受験するので、受験費用がかさみます。」
「子どもの通学定期代7万円。」
「この時期子どものピアノの発表会があり、服に1万、参加費8,000円、食事代5,000円かかりまました。」
「卒業、入学などいろんなお祝いやお礼に5万円ぐらいかかりました。」
「子どもの習い事の更新費用、自治体の年会費、夫のスーツの買い替えなどに7~8万。」
「送別会の花束に2万円かかりました。」
「車検に10万円くらい。」
「カーシェアリングの年会費に9万円ほど。」
「2月は日数が少ないので私のパート代が若干減ります。」
出費がヤバイ!と感じたときの気持ちと対処方法は?
出費がヤバイと感じたときの気持ちと、具体的にどう対処したかを聞きました。
「貯めていたので払いましたが、ドキドキしました。」
「生活費とは別に貯めている通帳から支払った。」
「貯蓄を切り崩しました。」
「夫の給料天引きの財形貯蓄から使いました。」
「クーポンやポイント、商品券を使い、なるべく現金を減らさないように努める。」
「外食をやめ、おべんとうを手づくりして食費を節約した。」
「そのうち働いて盛り返そうと思っている。」
「ヤバイと言いつつ、どにかなると言いながら夫婦で切り抜ける。」
「やってやろうじゃん!となぜか戦闘モードで節約魂に火がつき、燃え尽きる。」
「夫の趣味に使うお金を減らしてもらった。」
「イライラしても仕方ないのでその後の節約で乗り切る。」
「払うしかないのであきらめる。」
「子どもの受験費用は、赤ちゃんのときから貯めていた貯金を使いました。」
「子どもの入学にかかるお金はお祝いなどから使わせてもらいました。」
「家計は私が握っているので反省した。」
「冬のボーナスから先取り貯蓄していたので支払えた。」
月3万円以上貯めている人が「家計を立て直した」方法はコレ!
今、月3万円以上貯めているけれど、以前は赤字家計だった、貯蓄がどんどん減っていていたという人に、どうやって家計を立て直したか教えてもらいました。
「家計簿をしっかりつけ、ボーナスで先取り貯蓄するようにした。」
「費目はこまかく分けすぎず、やりくりは週ごとに予算を立てるようにした。」
「学費や貯蓄は先取りにして貯め、手元にあるお金だけで暮らすようにした。」
「格安スマホにしたり、保険を見直すだけで年間20万円削減できた。」
「電気とガスを1つの会社にまとめた。」
「積み立て型の保険に入った。」
「家電は10年もたせるように購入する。」
「外食が多かったので回数を減らし、食材も使い切れるよう工夫した。」
「自分の酒代を減らした。」
「私がパートに出て、その分を貯蓄と子どもの習い事に回している。」
ヤバイ理由は人それぞれ。年度末までに今から貯めておくといいかも
家計がヤバイと感じる理由は人それぞれでしたが、予想外の教育費や思わぬ出費、うっかり食費が上がってしまっていた、といった理由が多いようでした。年度末は進級や進学などでいつも以上の出費が予想される時期。今からしっかり対策しておくとうよさそうです。
(文・田谷峰子)
*サンキュ!モニター233人アンケート調査 2019年12月実施