5年以上カビを発生させていない家の「梅雨の湿気対策」4つ

2020/06/16

8坪の狭小住宅3階建てに夫・娘2人と住み、シンプルライフをめざす整理収納大好きなサンキュ!STYLEライターのmiokoです。

ジメジメする梅雨が到来しますね。わが家は以前梅雨の時季にベッドとマットレスをカビさせてしまった経験から、湿気には人一倍気を遣っています。対策をしてからは湿気の多い時季も快適に乗り切れています。そんなわが家の湿気対策をご紹介します。

対策1 とにかく風通しをよくする

湿気がこもるとカビが発生しやすいので、天気のよい日に窓を開けて家中に風を通します。風が通りにくい場所は、扇風機やサーキュレーターを使って強制的に空気を排出させます。部屋の対角線上の窓を2ヵ所以上開けると風が通りやすいです。

下駄箱も空けっ放しにします。

クローゼット、下駄箱、キッチンのシンク下は、しばらく扉を空けっ放しにしておきます。とくにシンク下は、排水付近が熱くなったり湿度が高くなったりするのでカビが生えやすいです。ふだんから食品を収納するのには適しませんが、この時季はとくに気をつけましょう。

クローゼットは開けっ放しでハンガーの数を減らしました。

また、クローゼットにぎゅうぎゅうに衣類が入っていると空気の通る隙間がなくなってしまいます。使わない衣類は処分して、この時季に着る洋服だけをポールにかけておけばカビとは無縁ですね。

対策2 24時間換気を止めない

現代の住宅は省エネルギー化で高気密高断熱住宅が増えています。外気の影響は受けにくいのですが、生活をしていると必ず水蒸気が発生するので換気が必要になります。水気のあるところは常に換気扇をつけています。

見落としがちなのが洗濯乾燥機を使うとき。乾燥中に洗濯ものの水分が放出されています。必ず洗面所の換気を行いましょう。

また、お風呂の換気を行う際は窓やドアを閉めて行います。開けたまま換気をすると、空気の流れが乱れて効率が悪くなります。密閉して換気をするのがいちばん効果的なんですよ。入浴後にスクイジーで水気を取っておけば、あっという間に乾きます。

対策3 除湿機と除湿剤の使用

湿気の多い日には、ウォークインクローゼットを解放して寝室で除湿機を稼働させます。湿度が60%以下に抑えられればカビが生える心配はありません。5年前にベッドとマットレスをカビさせてしまってからこの方法にして、ベッドのカビとも無縁になりましたよ。

また、シンク下・トイレ・下駄箱には備長炭を置いています。備長炭の効果は半永久的。炭の内部の構造により、除湿効果・放湿効果・ニオイを吸着させる効果があります。

自然の調湿力なので除湿機のように電気代がからず、芳香剤のようなよけいな香りもしません。わが家では出雲カーボン(株)の「炭八」という商品を使用しています。自然素材なのでお子さんやペットにも安心です。

出雲カーボン(株)炭八

対策4 調味料が固まらない!珪藻土スプーン

調味料も湿気で固まりやすいので、ニトリの珪藻土スプーンを使用しています。

いちばん小さいサイズの1.25mlを使用。塩だとひとつまみ分の分量です。珪藻土スプーンのおかげでわが家の塩は、一年中サラサラです。

※あらかじめ調味料が固まっている状態で入れても、固まった調味料をほぐす効果はないのと、砂糖には使用できないのでご注意ください(湿気を取りすぎて砂糖が固まる原因となります)。

今回は、わが家で実践する4つの湿気対策をご紹介しました。
マンションに住んでいたときも、戸建に引越してからもこれらの方法で5年以上カビが生えていません。湿度対策アイテムも上手に取り入れて、快適に梅雨を乗り切りましょう!

◆記事を書いたのは・・・mioko
狭小住宅3階建てに住む整理収納大好き!11歳と6歳の女の子のママ。
狭いスペースですっきり暮らすコツ、オススメ収納グッズを使った整理収納術をご紹介。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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