自分で片づけた方が早い!だけど結果クタクタ…から見事に卒業できた方法

2022/04/07

家族に任せるよりもついつい自分でやった方がいい!そう思ってヘトヘトになっていませんか?大事なのは子どもも見やすく取り出しやすい収納システム。あとは家事をいかにラクにするかを考えて物の置き場を決めたらきれいになりました♪

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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<教えてくれた人>
整理収納アドバイザー 七尾亜紀子さん
LIFE WITH 代表。夫、長男(11歳)、二男(7歳)の4人暮らし。ブログやYouTubeなどのSNS総フォロワー数は10万人超え。著書に「自動的に部屋が片づく 忙しい人専用収納プログラム」(KADOKAWA)。

◎HOUSE DATA◎
分譲マンション/3LDK・69.8平米/築12年

「出して片づける」を母だけやってた

自分でやったほうが早い気がしてクッタクタ……。

子どもには自分のことは自分でやってほしいし、お手伝いもしてほしい。けど、いちいち説明するのも面倒で、結局自分で動き、クタクタになってました。

子どもがわかる場所に使いやすく置けば自分でやってくれました

子どもにとって、見やすく取り出しやすい収納システムをつくっておけば、「ママ~」と言われずに自分自身で動いてくれる。「子どもたちを戦力化するためにも、子ども目線で収納の仕組みをつくりました」。その結果、ママのストレスも激減!

麦茶セットを常備すれば「ママ~、お茶」はなくなる

麦茶を入れたポットと割れにくくて軽いコップをキッチンカウンターにスタンバイ。これなら子どもたちは好きなときにセルフで麦茶が飲める。「ママ~、のど渇いた~!」と言われなくなり、親子ともどもラクに。

「ごはんだよ」ですぐ出せる!テーブル下のランチョンマット置き場

子どもが取れない場所にしまってた。

ダイソーのワイヤーラティスと面ファスナーの配線ベルトで、テーブル下にランチョンマット収納を手作り。これなら子どもも進んでお手伝いしてくれます。

たまに使う物がなぜか見つからない

空き箱、お酒や防災用品が混在。

直視できなかったカオスな収納庫は段ごとに役目を決めたら迷子なし!

収納力があるから物を突っ込みまくり、カオス空間になっていた廊下の収納庫。使用頻度の低い物は上段、高い物は中段、下段は緊急時の防災用品と段ごとに物の定位置を決めたら一目瞭然の収納に。

つるせばおしゃれだし使いやすいと思い込んでた

使わない物までつるしてました。

・おたま×3
・パスタメジャー
・マッシャー
・レジ袋ストッカー
etc……

使う物だけ立てて置けば断然使いやすかった!

雑誌の「つるすとおしゃれ」をまんままねしてみたものの、汚れるうえに使いづらい!今は使用頻度の高いツールだけをびんに立て、出しっ放し収納に。色はモノトーンで統一して整然と。

収納グッズを買いさえすれば収納しやすいとカン違い

幅の合わないコの字ラックでグッチャグチャ。

コの字ラックの幅は収納する物に合わせて決める

「収納グッズを使えば収納しやすいと思っていたけれど、取りやすさのポイントは見てすぐわかる物の配置と余裕のある空間づかいでした」。今は伸縮するコの字ラックを1つだけ使用。

食品&日用品はマグネットリストで在庫を見える化!

調味料や洗剤などのストック品はマグネットでラベルを作り、冷蔵庫に貼っています。欠品したら裏返して黒い面に。ボードをスマホで撮影しておけば、買い物の際も買い忘れなし!

家事のたびにいちいち物を運んで戻すのは、超めんどい

それが面倒で、つい家事をサボっちゃう。

苦手なアイロンがけや、テンションが下がるゴミ袋の交換。日々の家事をいかにラクにするかを考えていったら、自然と物の置き場所が決まっていきました。

アイロンがけがイヤで持ってすらいなかった

洗面所で洗濯、乾燥、アイロンがけまで全部やればいい。

子どもが小学校入学前は、ほぼ必要なかったアイロン。「給食のかっぽう着にアイロンがけが必要で渋々購入したけど、わざわざリビングでかけるのは面倒なので、洗濯・乾燥まで終わったら、そのまま洗面所でアイロンがけすることに」。

キッチンの棚から替えのゴミ袋を取ってくる

ゴミ袋のストックは上につるせばその場で交換できる。

洗面台の上にあるゴミ箱用のゴミ袋は鏡裏収納の壁面につるし、一歩も動かず袋を交換できる仕組み。「100均の麻ひもとフックで、鏡裏にビニール袋をつるす場所をつくりました」。

積み上げたタオルがよくザーッと降ってきた

取り出しにくい上段のタオルはカゴに入れておく。

上段のタオルを下段と同様に積み重ねると、取りにくいうえ、雪崩のようにまとめて降ってくることも。カゴに入れれば取り出しやすく、奥の空間も有効活用できる。

掃除のたびに別の場所から道具を取ってくる

出しっ放しOKな"見せる掃除道具"で通りすがり掃除。

ホコリがたまるテレビまわりの掃除は、気分が上がるもふもふのウールダスターで。「テレビ横の壁面がウールダスターの定位置。通りすがりに気軽に掃除ができ、ズボラな私でも続けられます」。

参照:『サンキュ!』2021年4月号「あの場所がパッと片づく!」より。掲載している情報は2021年2月現在のものです。撮影/上原朋也 取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部

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